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特集 天から人は降らず バンケットサービスの人材確保

人材確保の第一歩は単なる業務やパーツではなく最終的にどれだけの社会貢献をしているのかを教えることにあり

【月刊HOTERES 2016年01月号】
2016年01月22日(金)
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2020年東京五輪開催というホテル業界にとっては明るいニュースがある一方で、各部署における人材不足は深刻な問題となっている。特にバンケットサービスは頼みの綱である配ぜん会そのものの登録者数が減少する中、人員確保に苦戦をしている状況だ。そこで今回は「天から人は降らず バンケットサービスの人材確保」と題して、現状と課題、今後、取り組むべきことをまとめた。
 
慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 非常勤講師の徐 光氏は言う。
『仕事が単なる業務やパーツではなく、その仕事が最終的にどれだけの社会貢献に貢献しているのかを教えることが重要。頭の良し悪しで上下や格差をつけるのではなく、顧客が望んでいることに対して熱心に、真剣に取り組むことのできる人間を作り上げていくことが企業成長において重要である』と。
 
神戸ポートピアホテルはホテル側が負担をして配ぜん会を集めた講義を行なった。
結婚式の意味、価値、そして祝福に集まるゲストの思いを伝え、最高な瞬間にサービスをしているものの価値、やりがいを4時間の時間を当時熱語った。
 
エスクリはサービススタッフの内製化に取り組んだ。
『新郎新婦様自らがおもてなしをしているかのような結婚式を作り上げる』ことが顧客満足度を高める根源として。
 
ホテルブエナビスタ(長野県松本市)は「人財サポーターズバンク」を立ち上げた。
自社で登録スタッフを確保し、教育していくことで“松本で一流と言えばホテルブエナビスタ”と言われるよう成長していくことが狙いだ。
 
人の確保は配ぜん会でも内製化でも良い。不可欠なのは配ぜん会もアルバイトもロボットでも雑用係でもない“人”であり、“人”は感情を持ち、そして成長すると言う可能性を持っていることを忘れてはならない。まさに老若男女、さまざまな人と出会えるサービス業は、人として成長できる素晴らしい仕事であることも改めて認識してほしい。これがサービススタッフを確保するための第一歩なのだ。


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TABLE OF CONTENTS
34 インタビュー『松本で一流といえば“ ホテルブエナビスタ”』を目指し人材確保と育成に着手
東洋観光事業㈱ 常務取締役 ホテル事業本部長/ホテルブエナビスタ総支配人 重山敬太郎氏
35 インタビュー  配ぜん会スタッフを対象としたホテル主動の講座開講/神戸ポートピアホテル 営業本部ブライダル部 部長 吉備由佳氏
36 インタビュー 内製化で新郎新婦自らがおもてなしをしているかのような結婚式を作り上げる/㈱エスクリ 常務取締役 安藤正樹氏
37 インタビュー 新人でもベテランでも一人一人が自分自身の光を放つ太陽であってほしい/㈱ひらまつ 取締役 Gneral Director 陣内孝也氏
38 学生座談会 学生が求めるホテル・ウエディング業界の姿勢
東洋大学国際地域学部国際観光学科 徳江ゼミナール 廣重 紫さん(4 年生)/奥原里奈さん(3 年生)/正村一章さん(3 年生)/
泉谷有美さん(2 年生)/中野愛久美さん(2 年生)/葉吹綾裕未さん(2 年生)
42 新春スペシャルアカデミック座談会 次世代の思考分析と対策
東洋大学 国際地域学部非常勤講師 遠山詳胡子氏 × 東洋大学 国際地域学部准教授 徳江順一郎氏 × 早稲田大学 商学学術院教授 
長谷川恵一氏 × 慶応義塾大学院 政策・メディア研究科非常勤講師 徐 光氏 × 早稲田大学 文学学術院特別講師 SHOKO 氏 × 西武文
理大学 サービス経営学部教授 森谷幸一氏 × 東京経済大学 経営学部教授 田島博和氏
 
 

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