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データファイル 日本フードサービス協会

2015 年11 月の外食産業市場動向 売り上げは5カ月ぶりに前年を下回る

【月刊HOTERES 2016年01月号】
2016年01月29日(金)
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 11 月は、数日の周期で天気が変わり、気温は高いが曇りや雨の日が多く、また土曜日が前年より1 日少ない曜日回りであったことから、外食の客数は伸びず全体の売り上げは99.5%と5 カ月ぶりに前年を下回った。
 ファストフード(FF)業態の全体売り上げは99.5%と前年を下回った。
 業種別では「洋風」は、回復の傾向にあるものの店舗数減もあり、売り上げは99.3%となった。
「和風」は、気温が高かったため定番の季節メニューが振るわず、売り上げは99.2%となった。
「麺類」は、新メニューの好調が続き、売り上げは103.1%となった。「持ち帰り米飯・回転ずし」は、雨天日の販売が振るわず96.1%となった。
 その他は、「アイスクリーム」が日照時間の少なさに影響した一方で「カレー」が堅調、売り上げは101.6% となった。
 ファミリーレストラン(FR)業態の全体売り上げは100.6%と、31 カ月連続して前年を上回った。
 業種別では、曜日回りの影響で売り上げが前年を下回るところもあり、「洋風」は99.2%、「中華」は営業時間短縮なども影響し97.3%となった。他方、「和風」は客数が若干前年を下回ったものの客単価の上昇で売り上げは104. 7%と堅調を維持した。「焼き肉」が最も好調で、売り上げは105.8%となった。
 パブ・居酒屋業態では「パブ・ビアホール」は、店舗数減の影響もあり、売り上げは98.0%と前年を下回った。
「居酒屋」は大規模な店舗削減が続き、客数90.7%、売り上げ88.9%と大幅な前年比減が続いている。
 ディナーレストラン業態では、客足の伸びは昨年に及ばないが、キャンペーンメニューの展開などで売り上げは102.0%と堅調に推移した。
 喫茶業態は、ドリンクやサンドイッチの新メニュー、交通系電子マネー導入キャンペーン等が奏功し、売り上げは102.0%と前年を上回った。

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