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特別インタビュー 仲川げん奈良市長 人材育成を新たな観光資源に!! まほろば観光大学開校、その背景と未来

世界から尊敬される国際観光経済都市NARA 実現と次世代経営者育成を目指して

【週刊ホテルレストラン2016年03月04日号】
2016年03月04日(金)
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 まほろば観光大学という言葉を耳にしたことがあるだろうか。昨年2 月、国際的で高度なマネジメントスキルを有する人材の育成を掲げ、奈良市が開校したマネジメントスクールの名称である。欧米系のマネジメント理論に「日本式のおもてなし」要素を加えた次世代経営者の育成・輩出と、最終的に奈良市観光の活性化およびブランド化を目的とする同市の新たな取り組みとなり、2016 年も開校が計画されている。今回は、奈良市の現状、課題を踏まえた開校の背景と、同校が担う地方創生や日本の観光産業の未来について、仲川市長が抱く期待と可能性を伺った。

仲川げん(Nakagawa Gen
1976 年奈良県生まれ。立命館大学卒業後、国際石油開発帝石㈱及び奈良NPO センターを経て2009 年7月、当時全国で2 番目に若い33 歳で奈良市長に就任。入札制度改革や土地開発公社の解散、ごみ行政の刷新など様々な市政改革に取組む。1300 年の歴史を有する日本のルーツとして、世界から尊敬される都市をめざす。現在はわび茶の祖である村田珠光をテーマにした大茶会に力を入れる。AERA「日本を立て直す100 人」に選ばれる。平成27 年5 月から中核市市長会会長。現在二期目。

奈良市の観光産業、その現状と課題
 
❏最初に、観光産業における奈良市の現状についてお聞かせ下さい。
 
 他府県同様、訪日外国人ゲストの流入を受け、2014 年奈良市の観光客数は約1414 万人となりました。対前年比では約2.52% の増加となり、順調に推移しています。このうち宿泊客数は約156 万人と、対前年比で見れば約10.24% の増加がありましたが、観光客数に占める宿泊客数の割合では約11% と、依然として低い水準にあります。低宿泊率の要因のひとつには奈良の地理的な要因、すなわち京都や大阪へのアクセスの良さが災いして宿泊客が流れやすいという点も否めません。ただ本質的な問題は、奈良市の豊富な観光資源を十分にPR 出来ていない点にあると考えております。これまでは世界遺産・社寺を中心に光があたってきましたが、これからはPR を「ヨコに広げる」、例えば東部地域の豊かな里山や農産品にスポットをあてたり、「タテに深める」、すなわち既に広くPR されている資源も新しい切り口で提供し、新たな地域の魅力発信や付加価値の創造によって滞在型観光を強化していきます。これにより、オーソドックスな観光ルートから一歩踏み込んだプレミアムな体験を求める顧客層を増やすことができればと考えております。

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