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VOL.56 2016年新年号 新春企画 わが社の“人”への約束 VOL.56  ㈱旅籠屋 代表取締役 甲斐 真 氏

暮らしをサポートする

【月刊HOTERES 2016年01月号】
2016年01月08日(金)
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㈱旅籠屋 代表取締役 甲斐 真 氏

 日本初のMOTEL スタイルの宿泊施設「ファミリーロッジ旅籠屋」1 号店をオープンして20 年が過ぎました。「シンプルで自由な、旅と暮らしをサポートする」は創業以来の変わらぬモットーです。
 
「旅と暮らし」の「旅」は、旅行者が気軽に安心して泊まれる自由で経済的な宿泊施設の提供という意味ですが、「暮らし」とはそれぞれの宿で働く支配人が堅実で自立した生活基盤を確保できるようにと願って決めた言葉です。
 
 アメリカを泊まり歩いたとき、田舎の安モーテルでも支配人が胸を張って仕事をしている姿に感銘を受けました。日本では学歴や職歴、年齢などが評価に影響を与えるため、中高年の方が生き生きとして働ける職場を探すのはなかなか難しく、こうした現実に一石を投じたいと考えました。
 
 間違いなく、これが起業の動機の一つです。これは転職を繰り返す中で行き詰まっていた私自身の苦い体験にもとづくものでした。そのため、支配人の採用に当たっては人柄本位で判断し、戸籍上の夫婦であるかどうかは問いません。LGBT の方も同様です。結果的に、平均年齢は50 歳を超え、さまざまな人生経験を持った社員が集まっています。
 
 二人での住み込み勤務ですし、中高年の方が多いのですから、会社は人生そのものに責任を持っていると考えています。決して楽な仕事ではありませんが、真面目で人柄の良いお二人が、責任を持って力を発揮いただける環境を整える、それが何より大切に考えていることです。
 
㈱旅籠屋
http://www.hatagoya.co.jp/

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