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第25回 Wプロフェッショナルズ 求められる人材を探る 

第25 回 ㈱サニーテーブル 代表取締役社長 山田志樹 氏 ✕ ㈱フェイス 福永有利子 氏

【月刊HOTERES 2016年03月号】
2016年03月25日(金)
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人を感じるレストランであり続けるために
想いを背中にたくした人材育成や
顧客情報の共有化に取り組む
 
15 年前、“人を感じるレストランを作りたい”という高橋滋CEO の熱い想いで東京・六本木に「カシータ(Casita)」は誕生した。一流であっても背筋を伸ばさなくてもいい、フィリピンにあるホテルアマンプロのように自由でリラックスできる、そんな空気感を求めて心に残るサービスを追求している。創業当時よりカシータのオーナーである高橋滋CEO の想いに共感、協調し歩んできたのが山田志樹社長だ。今日にいたるまでのレストランにおける人事育成への取り組みなどをお伺いした。
 
 
福永 “東京へ行ったらぜひ行ってみなさい”と、ある方から勧められ青山に移転されたあと初めてカシータへお伺いして以来、時間がある限り立ち寄ってしまいます。“福永さま、お帰りなさいませ”とお迎えいただくと、慣れない東京でも帰ってきたような安心できる空間を感じることができます。レストラン業界に勤めたいという若者が減少傾向にある中で、どのようにして人材育成しチームビルディングを行なっていらっしゃるのかを、お伺いさせてください。まずはじめに、現在のスタッフ数は何人くらいいらっしゃいますか。
 
山田 カシータとしては4 店舗あり、厨房、ホールを含めて180 人です。半数以上が社員で、青山本店の店舗においてはほぼ100%が社員として雇用しています。一度来店された方が10 年後に来店されても変わらぬサービスを提供するためには、ある一定のシステムが必要です。例えば、新しく入ったスタッフが常連のお客さまに対してお名前を聞いたりすることは大変失礼なことです。“人を感じるレストランを作りたい!”という想いでスタートしたレストランですが、15 年前の創業当初の想いや意志を月日が経過しても風化させないことが人材育成の核であり、当社の生命線なのです。

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