アジア・パシフィックは3 指標で
引き続きすべて上昇
アジア・パシフィック全体の稼働率、客室平均単価(以下ADR)と販売可能客室一室当たり収益(以下RevPAR)は、3 指標においてすべて上昇の結果となった。
稼働率は66.1%(3.5%増)、ADR はUSD104.60(0.4%増)、RevPAR はUSD69.15(4.0%増)だった。
なお、日本の稼働率は74.1%(0.3%増)、ADRは1万4084.18円(10.3%増)、RevPARは1万441.81円(10.5%増)だった。
今回の調査にあたり、STR は次のようにコメントした。
「日本は現在、ADR が10 カ月連続で2 ケタ成長しています。1 月の稼働率は過去最高のものです。国際線到着のブームと、客室の供給不足によるパフォーマンスとなっています。
ミャンマーは稼働率49.9%(11.9% 減)、ADR はMMK20 万3849.50(8.0% 増)、RevPAR はMMK10 万1719.01(4.8%減)と、RevPAR は17 カ月連続で減少を続けています」
主な市場動向としてバンコク(タイ)は稼働率80.6%(4.5% 増)、ADR はTHB3547.66(3.1% 増)、RevPAR はTHB2858.54(7.8% 増)と3 指標すべてで増加した。
ジャカルタ(インドネシア)は稼働率49.5%(6.2%減)、ADR はIDR111万5912.88(2.1%減)、RevPAR はIDR55 万2866.35(8.1%減)と3 指標においてすべて減少となった。
データファイル STR
2016年1月 世界4地区と国・都市別ホテル客室指標
【月刊HOTERES 2016年03月号】
2016年03月25日(金)