2016年2月16日、ホテル椿山荘東京において一般社団法人日本ホテル・レストランサービス技能協会（HRS）の協力による、最高級のおもてなしを実現しようとする国内初のディナーイベント「THE 晩餐会～アントナン・カレームと森の夜会～」が開催された。

　当日は、同ホテル総料理長の十代 雅之氏が「国王のシェフ」、「料理の王」と称えられたフランスの宮廷料理人アントナン・カレームが晩餐会などで振る舞ったレシピの中から厳選し、旬の食材を合わせたコース料理に仕上げて提供。また、会場は華やかに飾られると同時に、テーブルレイアウトは中世の晩餐会を忠実に表現した。
 
　同イベントは最高級のおもてなしを実現するために、国内初の試みとして一般社団法人日本ホテル・レストランサービス技能協会（HRS）が実施する国家検定資格である「１級レストランサービス技能士」を保有するスタッフが、ホテル椿山荘東京からのみならず北は北海道から南は宮崎まで全国各地のさまざまなホテルやレストランから集結。正装したゲストが集う華やかながらもやや緊張感の漂う雰囲気の中、磨き上げられたサービスを披露した。
 
　リブランドから３年、「世界をもてなす、日本がある。」をコンセプトに掲げる同ホテルの挑戦は、全国から集まったサービスのプロフェッショナルたちの協力も得て大成功に終わった。

当日は、北は北海道から南は宮崎まで、全国から集まった１級レストランサービス技能士たちによる優れたサービスのほか、デクパージュやフランベなども披露され、会場を盛り上げた

開会前には厳しいグルーミングチェック（右下）のほか、バックヤードでは提供料理の事前チェックなど終始緊張感に包まれていた

ホテル椿山荘東京
http://hotel-chinzanso-tokyo.jp/
 
一般社団法人日本ホテル・レストランサービス技能協会（HRS）
http://www.hrs.or.jp/