ホテルグランヴィア大阪の「海遊館ナイトツアー体験宿泊プラン」

 『骨の髄までホテルマン』の著者（加藤敬三氏）は、昭和30年後半ごろ“売れないニッパチ（2月・8月）の売り上げアップの策として、パッケージプランを造成した”と記している。受験生プランを初めて企画、あっという間にエージェントが商品化して全国に広まったという。こうした販促品としてのプランも必要だが、一方で「ホテルに訪れる価値」を伝え顧客化につながるようなプランも必要なはずだ。高稼働のいまだからこそ、ブランディングとなるようなプランの造成、そのための自社分析の必要性を伝えたいとして企画した特集だ。

サンルートプラザ東京の「ハロウィーンは西部開拓時代にタイムトリップ！　男子会宿泊プラン」

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ハイアットリージェンシー箱根の神奈川工科大学とのコラボ企画「食とアートのコラボレーション/フード&アートエクセレンス」

contents
総論
単なる販促品で終わらせずブランディングを意識した造成で
プランは、ホテルを象徴する存在となる
 
寄稿　ホテルジャーナリスト 富田昭次
キーワードは新しい文化の創造
 
寄稿　ライフスタイルジャーナリスト はまだふくこ
料飲、スパ、宿泊などすべてのカテゴリーで
より幅広く自由度の高いプランが求められる傾向に
 
アンケート――結果から分かる、ホテルにおけるプランの意義
 
分析コラム――HOTERES topics information への掲載商品の傾向
2015 年以降のホテルプランの動向と潮流