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Vol. 12 SHOKO  NEW YORK EYES 海外の拠点 ニューヨーク情報 

Vol. 12 ニューヨーカーのスマートなマナー 順番厳守と基準

【月刊HOTERES 2016年04月号】
2016年04月08日(金)
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このシリーズでは、トラディショナルからトレンドまで、幅広い情報をお届けします。ホテル・レストランでのサービスやマナー、ウエディング・イベントパーティの創り方、ライフスタイルにおけるニューヨーカーの感性などさまざまな視点からの最新情報です。日本人の感性と世界をリードするニューヨーカーの感性とうまく融合することで、「ZEN OMOTENASHI」は世界中から称賛を得ることでしょう。

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数々のおどろき
 
飛行機
 
 国際線と同様、アメリカ国内線と日本国内線のフライトの乗り降りのとき、不思議な光景を見ることがあります。
 
 搭乗のときは、係員からのアナウンスによって車イスなどの補助が必要な人、そしてベビー同伴の人など、優先順位を決めてもらっていますので、スムーズです。
 
 でも、ときどきなぜか長蛇の列ができています。飛行機はゲートにさえ入っていれば全員が乗り込まないと飛んでいかないのに……? と不思議に思うこともあります。
 
 誰かに聞いたら、荷物を置く場所がなくなるとも言っていましたが、ないときはなんとかしてくれるはずですが、そうではないのでしょうか。
 
 わたくしがおどろいたのは、目的地に到着し機内から降りるときの乗客の行動です。
 あっという間に、通路が埋まってしまいました。横のシートから出にくい状態になり、隙間を上手に入っていかないととり残されてしまいます。
 10 年ほど前でしょうか。日本の国内線に乗ったとき、あきらめたことがあります。
 もういい‥押しのけてまで隙間に入り込むなんてできない‥最後に降りればいいか‥と。最近では、そこまではひどくないのですが、アメリカ人の多い国際線かアメリカの国内線での飛行機での降り方の「順番を重視するマナー」は、学ぶべきです。
 
 通路には出ますが、乗り継ぎなどで急いでいない限り、自分のシートより前の通路には立ちません。つまり、追い越すことはないのです。横からはいることを躊躇していると、入っていいですよ……と、手や目で合図を送ってくれます。
 
 これが普通のことなので、シートベルトを外す許可サインがでた途端に通路が埋まっていき、1 人でも追い抜こうとするのはアジア人の特徴。とても残念です。

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