2016年3月における全国の稼働率について集計がまとまった。
2016 年3 月の全国の平均客室稼働率は82.6%で、対前年月比で0.7 ポイント上昇し、定員稼働率は76.4%で1.0 ポイント上昇した。
北海道新幹線の新青森~新函館北斗間の開通に伴い、函館が上昇を見せた月であった。北陸新幹線開通によりいまだ伸び続ける金沢のように至るのか、今後も注目したい都市だ。
本誌では16年3月の全国主要都市の客室稼働率を地域別に掲載。今回は北海道エリアについて、また変動要因である各ホテルのコメントを紹介している。
【東北エリア】72.1%(2.8 ポイント上昇)。
青森は「北海道新幹線開業」、「昨年は他館の改装や新幹線開業事業関係の個人客が多かったが、今年はあまり伸びなかった」。秋田は「コンサート需要、小雪によるビジネスユーザーの増加、剣道大会」。酒田は「WEB 予約の減少(ビジネス客の動きが鈍化傾向にある)」。
「全国稼働率調査」記事詳細は4月22日号にて。実際の各地域の稼働率、前年同月比、各エリアでの同月の特色などのほか、ADR動向を掲載している。
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