アジア・パシフィックは引き続き、
3 指標ですべて上昇
 
　アジア・パシフィック全体の稼働率、客室平均単価（以下ADR）と販売可能客室一室当たり収益（以下RevPAR）は、3 指標においてすべて上昇の結果となった。
 
　稼働率は64.2%（0.3% 増）、ADRはUSD109.42（0.6% 増）、RevPAR はUSD70.28（1.0% 増）だった。
　なお、日本の稼働率は81.8%（3.3%減）、ADR は1 万4577.97 円（12.8%増）、RevPAR は1 万1920.68 円（9.1%増）だった。

　今回の調査にあたり、STR は次のようにコメントした。
「オーストラリアは稼働率78.7%（0.7%増）、ADR はAUD197. 61（2. 9% 増）、RevPAR はAUD155.44（3.6% 増）と3 指標すべてで上昇し、2 月度としてADR やRevPAR は過去最高のものとなっています。
　ニュージーランドは稼働率90.4%（1.1%増）、ADR はNZD199.07（13.7% 増）、RevPAR はNZD179.92（14.9% 増）と3 指標すべてで上昇し、旧正月の中国人インバウンドが起因して大きく上昇しました」

　主な市場動向として上海（中国）は稼働率5 3 . 7 %（0 . 6 % 増）、A D RはCNY581.15（3.8%増）、RevPARはCNY312.08（4.5%増）と3指標すべてで増加した。
　大阪は稼働率89.4%（1.3% 減）、ADR は1 万6194.97 円（19.6% 増）、RevPAR は1 万4483.67 円（18.1% 増）と、2 指標において2 ケタの伸長となった。