ログイン
検索
  • TOP  > 
  • 記事一覧  > 
  • データファイル 日本フードサービス協会 2016 年2 月の外食産業市場動向 うるう年の1日増で、売り上げは3カ月連続して前年を上回る
データファイル 日本フードサービス協会

2016 年2 月の外食産業市場動向 うるう年の1日増で、売り上げは3カ月連続して前年を上回る

【月刊HOTERES 2016年04月号】
2016年04月22日(金)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 今年の2 月は、うるう年のため営業日数が前年より1 日多く、外食の売り上げを約2 ~ 3%押し上げた。日によって寒暖の差が大きく一部客足に影響もあったが、ファストフードがおおむね好調、ファミリーレストランも前年を上回って推移したことから、全体の売り上げは3 カ月連続して前年を上回り105.5%となった。
 
 業態別概況で見ると、ファストフード(FF)業態の全体売り上げは109.6%と前年を上回った。
 
「洋風」は、昨年の異物混入問題からの回復に加え、各社キャンペーンメニューが好調で売り上げは大きく伸びて116.3% となった。
 
「和風」は定食メニューが好調で、売り上げは107.8%。「麺類」は、前月ほどの伸びはないが売り上げは103.9%と堅調を維持した。
「持ち帰り米飯・回転ずし」は、値引きセールは好調だったものの100.5% とほぼ前年並み。
「その他」は、アイスクリームが寒暖の差などで不調だったが、カレーは堅調に推移し、売り上げは105.1%となった。
 ファミリーレストラン(FR)業態については、営業日数増を主要因として、売り上げは102.7% と前年を上回った。
 業種別では、「洋風」は、比較的客単価が低めの店がけん引して売り上げ101.5% であった。
「和風」は、折り込み広告などの販売促進が奏功した店もあり102.8% を確保。「中華」はクーポンの配布やメニュー改定による客単価上昇で売り上げ102.1%、「焼き肉」は、ファミリー需要を中心に客数が増え、売り上げは108.5% と好調に推移した。
 
 パブ・居酒屋業態に関しては、「パブ・ビアホール」は、キャンペーンイベントが好調な店もあり、売り上げは102.6%となった。「居酒屋」は店舗削減の影響で、売り上げ92.3% と引き続き前年比減が続いている。
 
 ディナーレストラン(DR)業態では引き続き大型の新店が好調で、売り上げは106.4% となった。
 
 喫茶業態については暖かい日に集客が上がった店もあり、売り上げは103.2% と前年を上回った。

月刊HOTERES[ホテレス]最新号
2024年04月15日号
2024年04月15日号
本体6,600円(税込)
【特集】本誌独自調査 2024年日本のホテルチェーングループ一覧〈前編〉
【TOP RUNNER】
リージェントホテル香港 マネージング・ダイレクター ミシェル…

■業界人必読ニュース

■アクセスランキング

  • 昨日
  • 1週間
  • 1ヶ月
CLOSE