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HOTERES EYE  The INNOCENT CARVERY WAGYU SPECIALITY LABO | RESTAURANT 

岡田賢一郎氏が西麻布の地で和牛にこだわる新たな店をスタート!!

【月刊HOTERES 2016年06月号】
2016年06月24日(金)
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全国の銘柄和牛が所狭しとそろえられている。一つの店舗がこれだけのブランド牛を同時に有するのは珍しい

  元“ ちゃんとダイニング” の岡田賢一郎が飲食業界に帰ってきた。約10 年の沈黙を破り、彼が再開の地に選んだのは西麻布。盟友井上盛夫氏、世界に和牛の販売を展開する「WAGYU DIRECT」の浜田寿人氏と共にタッグを組み、とことん和牛にこだわり、そして日本各地の銘柄を楽しむことができる店、「ジ イノセント カーベリー」を作ったのだ。岡田氏は語る「こんなぜいたくに料理人が素晴らしいお肉と直球勝負で日々、向き合える店は料理人冥利に尽きる」。毎日が発見と壁の繰り返しだというが、その中で「ジ イノセント カーベリー」らしい提供スタイル、そして店の姿が見えてきたという。その一つが日々厨房に立ち、その日その日のお肉の状態から最高の調理法を選び、料理を提供するスタイルだ。岡田氏の去就には多くの人が関心を寄せていた。もちろん岡田氏自身、飲食業界へ戻ることへの葛藤もあったという。が、「時代の寵児」と呼ばれた男は改めて原点に戻り、料理人を生業として選んだことをこの店をもって宣言した。今後岡田氏がどのように「ジ イノセント カーベリー」を育てていくか? とても楽しみだ。


今回、昔の友人、知人が多く店を訪れた。「こんなに声援を送っていただけるとは私が一番驚いています!」と感謝を語る岡田氏

肉はすべて顧客が来店してから刃を入れるという。それも今回、岡田氏がたどり着いたこだわりだ
岡田氏にとっても井上氏にとっても西麻布は思い出の詰まった場所だ。「私は必ずこの店で、この場を作ってくれた井上さんに恩を返します」と岡田氏
和牛都会風パテは和牛をペースト状にし、低温でじっくり火を通して仕上げた一品。しっとりとした食感が人気だ
和牛スジと旬の青菜。和牛のさまざまな部位を楽しめるのも「ジ イノセント カーベリー」に足を運ぶ楽しさだ


今回、昔の友人、知人が多く店を訪れた。「こんなに声援を送っていただけるとは私が一番驚いています!」と感謝を語る岡田氏

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