ある結婚式に招かれたご主人が「今日は黒字結婚式だったな」と不満げに家族に話されたそうです。“黒字結婚式”…初めて聞く言葉です。
要は、結婚式の費用のすべてをご祝儀でまかなって、さらに手元におつりまで残っている結婚式を表現する仲間内の言葉だそうです。招かれたお客さまの満足感も少なく、結婚式の体裁を整えただけの印象だったそうです。何時のころから特別感のない結婚式を実施する傾向になったのでしょうか? もちろん、一部のカップルの特別な事例だとは思います。倹約優先で、おもてなしの心が後回しになっている印象です。お客さまから「おやおや 招かれた喜びが希薄だなあ」と言われるような結婚式でも担当スタッフは付きます。お客さまは担当者のアドバイスにどこまで耳を貸してくれたのでしょうか?
第2回
ウエディングマザー 安部トシ子の結婚式のマジックパワー
最終回
【月刊HOTERES 2015年05月号】
2015年05月22日(金)