2016年7月における全国の稼働率について集計がまとまった。
2016 年7月の全国の平均客室稼働率は81.9%で、対前年同月比で0.3%減少。定員稼働率は74.6%で0.1ポイント減少した。
大都市圏を中心に稼働率が対前年で微減の結果となった。稼働率が低調ながらも、単価向上により売り上げでは増加につなげている傾向が、引き続きある。
本誌では16年7月の全国主要都市の客室稼働率を地域別に掲載。今回は北陸・甲信越エリアについて、また変動要因である各ホテルのコメントを紹介している。
【北陸・甲信越エリア】70.7%(0.1 ポイント減少)。
長野は「学生団体、大会ものなどの入込増によるもの」。新潟は「前年、イベントや団体の減少を個人客体の取り込みでカバーした」。福井は「ホテルのオープンの影響」。金沢は「MICE 案件・募集団体の減少も国内個人・海外個人が好調に推移したことにより前年並みとなった」、「長期宿泊者の減少」により、稼働率の下落。当日に入ってからの伸びがなく苦戦する」。
「全国稼働率調査」記事詳細は8月26日号にて。本誌では実際の各地域の稼働率、前年同月比、各エリアでの同月の特色などのほか、ADR動向を掲載している。
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