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データファイル 日本フードサービス協会

2016 年10 月の外食産業市場動向

【月刊HOTERES 2016年12月号】
2016年12月23日(金)
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 10 月は、前年より休日数が1 日多い曜日まわりがFF(ファストフード)、FR(ファミリーレストラン)など週末の集客が大きい業態の売り上げげを引き上げたことに加え、ハロウィーン需要などで好調だったFF が引き続き全体を牽引し、全体売り上げは105.3%と2 カ月連続して前年を上回った。FF 業態では全体売り上げは109.4%と前年を上回った。
 
 これをジャンル別にみると「洋風」は、過去好評だった商品の復刻キャンペーンが好調なところもあり、売り上げは112.9%となった。「和風」は、携帯会社とのコラボキャンペーンが客数を押し上げ、売り上げは112.6%。「麺類」も、携帯アプリでの販促や新商品が好調で売り上げは104. 4%。「持ち帰り米飯・回転ずし」は季節限定の高単価メニューなどが好評で、売り上げは104. 1%。「その他」は、アイスクリームでハロウィーンキャンペーン等が奏功し、売り上げ105.1% となった。FR 業態の全体売り上げは、曜日まわりが客数を押し上げ103.0%と前年を上回った。
 
 ジャンル別では、「洋風」は、価格訴求力のある店が引き続き好調で103.1%、「和風」は、メニュー改定で客単価が上昇した店もあり、売り上げ102.3%、「中華」は、食材の国産化などの取り組みが結実したところもあり102.3% となった。「焼き肉」は、値ごろ感のあるメニューの導入で客数が増え、売り上げ104.8%となった。
 
 パブ・居酒屋業態では、「パブ・ビアホール」は、ハロウィーン需要や店舗増などで104.0%、「居酒屋」は引き続き店舗削減で売り上げは89.9% と前年比減が続いている。ディナーレストラン業態では店舗増と休祝日の集客増で、売り上げは105.3%となった。喫茶業態は、業態平日の少ない曜日まわりなどがマイナスに作用したが、客単価が上がり、売り上げはほぼ前年並みの100.4%となった。
 
日本フードサービス協会
http://www.jfnet.or.jp/

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