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特別企画Ⅱ 2015年度 主要15ホテル経営分析 

PART5—有利子負債・連結財務諸表・減損会計 徹底解剖 5回集中連載

【月刊HOTERES 2016年12月号】
2016年12月23日(金)
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当企画では、有価証券報告書を公表している日本のホテル企業から15 社の、2015 年度(2016 年3 月期など)の収益性、安全性、成長性、生産性、連結財務諸表の分析および減損会計の状況などから、5 週にわたって分析結果を掲載する。
※今回、㈱プリンスホテルが加わっている
●分析/平尾進一
(ホテル会計システム研究所代表/公認会計士・税理士)
長谷川江利子
(事務所スタッフ)
 
 
表8 有利子負債の分析
(単独財務諸表)
 ホテルの業績は為替や株価との関連が大きく、それらの影響による消費の急減が顧客の減少となり、売り上げが減少し損失が発生し、有利子負債や未経過リース料が問題となっている。
 
 藤田観光㈱でオペレーティングリース料残が618 億5800 万円、㈱ロイヤルホテルでオペレーティングリース料残146 億4700 万円と未経過ファイナンスリース料残21 億7700 万円、リゾートトラスト㈱で111 億800 万円と19 億7700 万円、㈱帝国ホテルでオペレーティングリース料113 億3600 万円、㈱ホテルオークラで58 億2500 万円と42億8400 万円、㈱京都ホテルで21 億8192 万円と2 億688 万円、㈱鴨川グランドホテルで1 億7259 万円と4870万円、㈱パレスホテルで未経過ファイナンスリース料30 億9800 万円、㈱ニュー・オータニで同じく8 億3190 万円、カラカミ観光㈱で3 億3143 万円、㈱ホテルニューアカオで1 億2979 万円、㈱プリンスホテルはオペレーティングリース料残が非公開であるが未経過ファイナンスリース料残10 億9800 万円、表8に記載の有利子負債以外にも負担となる債務がこれら12 社にはある。
 
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