ログイン
検索
  • TOP  > 
  • 記事一覧  > 
  • ホテル・旅館のスパビジネスを成功へ導くキーワード 第6回 山のホテル/スパモンターニュ
第3回 ホテル・旅館のスパビジネスを成功へ導くキーワード 

第6回 山のホテル/スパモンターニュ

【月刊HOTERES 2015年06月号】
2015年06月10日(水)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ホテル・旅館のスパ経営における明暗の差が顕著になる中、長年スパの企画・運営に携わってきたザ・デイ・スパの河﨑多恵社長とともにスパ成功の秘訣を探る短期集中連載。シリーズ第6 回は、山のホテルの「スパモンターニュ」が登場。リゾートにおけるスパの重要性とは? ホテルの大規模リノベーションの際に、スパをホテル内の一等地に移動し成功に導いたサクセスストーリーを、同ホテルの国枝大輔副支配人に聞く。
 
山のホテル 副支配人 国枝 大輔氏×
株式会社ザ・デイ・スパ 代表取締役 河﨑 多恵氏
 
下積みを経てホテルの
顔になったスパ
 
国枝副支配人は、山のホテルでスパモンターニュを主力事業の一つに推進した立役者だと伺っています。国枝さんがスパに着目されたきっかけについて教えてください。
 
国枝 私がスパの重要性を実感したのは、ハイアット リージェンシー 東京に勤務していたときでした。同ホテルが開業30 周年を機にリブランドし、新規にスパを立ち上げることとなり、私もそのプロジェクトに参画していたのです。ザ・デイ・スパさんを起用したスパ&ウェルネス「ジュール」が新設されたことで、顧客満足向上や新規顧客開拓に大きく寄与するのを目の当たりにして、スパへの見方が大きく変わったのを覚えています。その後、山のホテルには7 年前に赴任しました。以前、このホテルにはリゾートでありながら本格的なスパはなく、客室をトリートメントルームとして使う簡素な施設があるだけでした。そのとき、ホテルのさらなる魅力創出を図るためには、きちんとしたスパ施設が必要だと確信しました。
 
河﨑 以前のスパは、予約があるとセラピストがホテルに赴くというスタイル。当社に運営が変わって、初めて常設スパとして営業することになったとのことです。
 
国枝 当初は河﨑さんにも苦労かけたと思います。1 階の一番奥の稼働が最も低い客室がスパにあてがわれていて、集客やオペレーションに関してもよい条件とは言えなかったでしょう。

月刊HOTERES[ホテレス]最新号
2024年04月15日号
2024年04月15日号
本体6,600円(税込)
【特集】本誌独自調査 2024年日本のホテルチェーングループ一覧〈前編〉
【TOP RUNNER】
リージェントホテル香港 マネージング・ダイレクター ミシェル…

■業界人必読ニュース

■アクセスランキング

  • 昨日
  • 1週間
  • 1ヶ月
CLOSE