ログイン
検索
  • TOP  > 
  • 記事一覧  > 
  • 桐明幸弘 大山美和 「旅館の事業承継と地方創生について」 ~地域一体再生のご提案~ 連載⑦ 旅館の経営環境の調査 (ビジネスデューデリジェンス= BDD)
連載⑦ 桐明幸弘 大山美和

「旅館の事業承継と地方創生について」 ~地域一体再生のご提案~ 連載⑦ 旅館の経営環境の調査 (ビジネスデューデリジェンス= BDD)

【週刊ホテルレストラン2018年04月06日号】
2018年04月06日(金)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 前回からは、このスキームの各プロセスについて実行可能となる方法を解説しています。今回は地域一体再生にかかわるすべての関係者からご理解を得たことを前提として、さらに具体的な取り組みにつきご説明してまいります。読者の皆様からもこの取り組みについてご意見、ご感想を編集部あてお寄せください。いただきましたコメントを基にさらに各プロセスにおける潜在的な課題・問題点について考察してまいりたいと思います。

株式会社インテグリティサポート 代表取締役社長 桐明幸弘
ネクストステージ・コンサルティング 代表 大山美和
〈桐明幸弘プロフィール〉

福岡県出身、昭和55 年「東洋信託銀行」(現三菱UFJ信託銀行)入行、平成2 年に独立系のM&A 仲介専門会社「レコフ」に入社。外資系投資銀行を経て、平成13 年にトーマツグループのM&A アドバイザリー子会社入社。平成15 年より監査法人トーマツにて事業再生部門を立ち上げ、ホテル・旅館等を中心に事業再生支援サービスに従事。平成19 年に独立起業し「株式会社インテグリティサポート」代表取締役に就任。福岡市経営補佐顧問、神奈川県地方公社等専門部会委員、週刊ホテル・レストラン編集委員、太平洋クラブ株式会社社長など務める。
 
〈大山美和プロフィール〉
ネクストステージ・コンサルティング 代表
ファミリービジネス事業承継研究会 主宰

東京都出身、日本女子大学卒業、ボストン大学経営大学院MBA 修了。米国公認会計士。
米系金融機関、大手会計事務所KPMGニューヨークにて勤務後、平成9年帰国して同社日本拠点の創設と主要大手金融機関の不良債権処理や事業再生アドバイザーのパイオニアとして活躍。平成15年デロイトトーマツに転籍し、企業再生に加えて国内外M&Aを含む総合的ファイナンシャルアドバイザリー業務を展開し、旅館・ホテルを含めたホスピタリティ業界の対応案件に多く関与した経験を持つ。現在は、独立して旅館に代表されるファミリービジネスの経営革新や事業承継案件に数多く携わり、また、宿屋大学をはじめとする講座やセミナーなどを通して、旅館・ホテルの経営者・後継者に向けた『ネクストステージ・コンサルティング』を展開している。

それでは、関係者の理解のうえで取り組む事項についてご説明します。
 
1. 旅館の経営環境の調査
(ビジネスデューデリジェンス= BDD)

ア外部環境調査

 
 まず何よりも優先して行なう必要があるのは、現在の当地旅館街を取り巻く外部経営環境の調査です。これは、将来にわたってそこに市場が存在し、内部の努力次第で業績を向上できるのかどうかを判定する大前提となる調査であり、主として当該地域の経済推移状況であったり、観光地であれば観光客の入れ込み動向や消費金額の推移、どの地域からの集客が多いかや、周辺の観光スポットへの入場者数推移などであったり、できるかぎり広範に当該地域の将来環境がどう変化するのかを予測していくことが重要です。これにより、当地旅館の努力次第でどこまで業績を回復できるのかを推測していきます。
 

■業界人必読ニュース

週刊ホテルレストラン最新号
2018年09月21日号
2018年09月21日号
本体1,600円(税込)
【特集】マカオの統合型リゾートを支える日本人
【トップインタビュー】
城山観光㈱ SHIROYAMA HOTEL kagoshima 代表取締役社長 東 …

■アクセスランキング

  • 昨日
  • 1週間
  • 1ヶ月
CLOSE