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トップインタビュー  Groupe BARRIERE Development Manager アレクサンドル ドゥセーニュ=バリエール 氏

フランスの地方創生を成し遂げたバリエール 各地方の環境、歴史、文化そして人とのつながりを重視したIR開発を目指す

【週刊ホテルレストラン2018年04月06日号】
2018年04月06日(金)
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創業家が1912 年にカジノ、ホテル、スポーツ施設を1 カ所に集約させた新しい観光スタイル、『フランス風リゾート』を考案して以降、フランスの名門リゾートの代表格として名をはせるバリエールグループ。以来一世紀の間、その地のつながりと観光促進こそを鍵概念にしたリゾート開発哲学は今日も脈々と引き継がれている。

アレクサンドル ドゥセーニュ=バリエール 氏
(Alexandre DESSEIGNE-BARRIERE)

バリエール グループ第4 世代目を妹と共に担う。ワシントンのアメリカ大学で経営学を修めた後、フランスのグランゼコールESSEC でホスピタリティ経営学MBA を取得。家族の会社に勤める道をあらためて自ら選び取り、現在に至る。

Groupe BARRIERE 35, boulevard des Capucines - 75002 Paris - France URL=https://www.groupebarriere.com
 

 
日本とフランスの共通点
 
❒ まずは、今回の日本訪問の目的について教えてください。

 
 日本におけるIR 開発にあたり、候補地で開催されたセミナーに招待され、ギャンブル依存症についてお話しさせていただきました。また、いくつかの候補地において、視察を兼ねてパートナー候補の方々とのミーティングがありました。
 
❒ 日本市場に興味関心を示す理由は。
 
 日本は世界規模の経済大国だからです。(私たちの本拠地のある)フランスと日本はもちろん別の国ですが、長い歴史や豊富な文化的バックグラウンドを擁するほか、美食を追求する姿勢など、共通点もあると思っています。
 
❒ 日本においてどのようなIR の開発を想定していますか。
 
 気候や文化を異にする個性豊かな日本の各地方の特色を生かしたテーラー仕立てのリゾートを創りたいと考えております。地域の皆さまとのつながりを大切に、外観もコンテンツも地方色が息づくような施設作りを目指します。とりわけ、その地の自治体と提携し、ニーズに見合った雇用・文化・観光・教育の促進に尽力いたします。
 
 実際、フランスでは地域当局やパートナーと協力し、映画祭やスポーツイベントをはじめとする多種多様な企画によって、シーズンオフにも周辺地域までが潤う街づくりを実現させています。健康促進施設にも力を入れているのですが、温泉のある地では、その水の効能を生かしたスパ作りをしているんですよ。また、MICEも国際イベントを迎え入れる確かな実績があります。いずれにせよ、地域のニーズに沿い、各地に合ったリゾート作りが私たちの開発哲学です。味気のない一辺倒の場作りは私たちのやり方ではありません。
 
❒ 日本に開業準備室や常駐スタッフは配置していますか。
 
 現時点では出張ベースですが、毎月のように日本を訪れ、複数の日本企業や日本の各地域の方々とすでにディスカッションを深めています。日本に事務所を構え、日本語版ウェブサイトを開設して情報発信している海外IR 企業もあるようですが、当社は随時状況を判断しながら独自のアプローチで臨む考えです。
 

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