東京商工リサーチによる2018 年5月の「倒産月報」が6 月8 日に発表。全国の企業倒産件数は767 件、負債総額が1043 億9900 万円となった。
倒産件数は前年同月比4.4%減(35件減)。2 カ月連続で前年同月を下回り、5 月としては過去20 年で3 番目に少な件)、小売業(116 件)、情報通信業(37件)が今年最多になり、今後の推移が注目される。
負債総額は前年同月比2.3%減(25億1800 万円減)で5カ月連続で前年同月を下回った。負債5000 万円未満が全体の約6 割(構成比57.8%)を占めるなど、引き続き小規模な企業倒産を中心に推移した。また、従業員数別では5 人未満の構成比が76.9%(590件)を占め、2017 年6 月(75.7 %) 以来、11 カ月ぶりに75%を超える高率を示した。
なお、形態別では法的倒産が703 件(前年同月比4.6%減、前年同月737 件) で、2 カ月連続で前年同月を下回った。
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