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2018年9月7日号  トップインタビュー 石川県知事 谷本 正憲 氏

古き良き日本の風情、 息遣いがそのままに残された 日本人の心の故郷 ~“レール&クルーズ”新幹線開業で見つけた新しい旅のカタチ~

【週刊ホテルレストラン2018年09月07日号】
2018年09月04日(火)
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2015 年3 月14 日、北陸新幹線長野・金沢間の開業にともない、国内外から観光客が増加している石川県。金沢市を県庁所在地に能登半島まで広がる細長い地形が特徴的。また、戦災を受けていない、加賀百万石の城下町として栄えた風情をそのまま残す金沢をはじめ、里山里海の豊かな自然に恵まれた能登、霊峰白山の元で育まれた歴史と文化が薫る加賀という、まさにJR 東日本が表現した“ 行きたかった、あの日本へ。” そのものである。そこで今回は1994 年3 月に石川県知事に就任し、現在7 期目を務める谷本正憲氏に、新幹線開業の効果とこれからの新たなる挑戦をお聞きした。

石川県知事
谷本正憲氏
Masanori Tanimoto
〈profile〉1945(昭和20)年4月生まれ。68(昭和43)年3月京都大学法学部卒業。同年4月自治省入省。75(昭和50)年8月島根県総務部財政課長、82(昭和57)年10月宮崎市助役、86(昭和61)年4月茨城県環境局長、88(昭和63)年4月茨城県総務部長、90(平成2)年4月自治省行政局公務員部公務員第二課長、同年7月自治省財政局交付税課長、91(平成3)年7月自治省財政局公営企業第一課長を経て、同年12月石川県副知事、94(平成6)年3月石川県知事就任。以降、知事を歴任し、2018(平成30)年3月7期目石川県知事に就任、現在に至る。

 
県外からの観光入込客数1500万人突破。
3 年たった今も勢いが持続
 
❐ 石川県知事として今春3 月、7 期目を迎えられました。20 年を超える歳月からもまさに石川県民に信頼され、今後においても期待されていることが分かります。初めに2015 年3 月に開業された北陸新幹線も4 年目を迎える中、どのような変化がありましたか。
 
 北陸新幹線金沢開業は県民の40 年来の悲願でした。その思いが実現し、新幹線が開業したことにより地域が一変し、開業効果は私たちの予想をはるかに上回りました。開業後の新幹線の利用者数は、想定を大きく上回り、開業前の約3倍。3 年たった今もその水準を維持しています。県外からの観光入込客数も開業前の約1.3 倍、300 万人増の年間1500万人を維持しており、特に首都圏からは2 倍近い方にお越しいただいているほか、外国人宿泊者は年間60 万人を超え、開業前の2 倍以上になりました。4 年目の入り込みも好調で、想定を超える開業効果が今も持続していると実感しています。
 
 さらに、開業前は首都圏からの誘客を中心に取り組んでいましたが、それに加え東北からのお客さまも増えました。これは想定していなかった効果です。大宮駅で東北新幹線から乗り継ぐことで、仙台・金沢間の所要時間が5 時間から3時間半に短縮され、利便性が高まったことが理由でした。そこで仙台と金沢を直通で結ぶことでより快適な旅を提供できると考え、JR に働きかけた結果、2016年11 月に仙台・金沢間の直通運行が実現。昨年には双方向で、今年は春にも運行され、いずれも多くの利用がありました。今秋の福島との直通運行も決まり、今後運行実績が積み上がっていけば、東北からの誘客にさらに弾みがつくものと考えています。

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