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第150 回 鈴木 忠美  次世代リーダーたちに贈るメンタルケア術 これからの人材育成 

第150 回「終わり良ければすべて良し」

【週刊ホテルレストラン2018年09月21日号】
2018年09月21日(金)
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鈴木 忠美
〈すずき・ただみ〉
1969 年盛岡グランドホテル入社。レストラン課長、料飲企画部長、副総支配人を経て96 年総支配人就任(98 年同取締役)。在職中には専門学校 盛岡カレッジオブビジネスで講師を務める。2003年東北ホテル宴会場支配人協議会(東北B.M.C.)会長就任(5 期10 年)。05年ホテルシティプラザ北上入社。同取締役サービス部支配人、現在は山形県東村山市クアハウス碁点にて勤務しながら、料飲業務従事者の資質向上を目指し、教育研修会の企画・運営を行なう。

 
情報伝達は下から上に
 
 前号に続き不死鳥のごとくよみがえった盛岡グランドHの再建請負人K 氏の続編22 回目である。ホテルでは幹部会議などの報告は、その会議に参加した部課長クラスから部署に戻って速やかに報告されるものだが、これが案外伝わっていないことがある。そのときのリーダーの言い訳は「今日は休みの人が多かったから」とか、「昨日・今日は忙しくて伝えそびれていました」とかの理由である。だが他ホテルの社長からすればそんなことはつい知らず、会議の報告は速やかにスタッフに通っているものと信じこんでいる。これが一番の間違いのもとで知らぬは社長ばかりなのである。そのことを知っているK 氏はひょっこりといろいろな部署に顔を出しては、重要なことは一番下の子に話しかけて伝える。それを周りで見ているリーダーは気になって仕方がない。なぜならば自分のことを言われているのではないかとか、会議で報告してなかったことを聞いたとか言われているのではないかと。するとK 氏が戻るとすぐ今、何を言われたとまっ先にスタッフに聞きに行くので、K氏は常に新しい情報は、若いスタッフに伝え下から上に伝わっていく手法を取ったのである。愛読者のリーダーの皆さんはどうですか。

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