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トップインタビュー 一般財団法人日本青年館 常務理事 山本 信也 氏、日本青年館ホテル 総支配人 三田村 成之 氏 

国籍、人種、老若男女を問わず 多様な人々が出入りするホテルに育てたい

【月刊HOTERES 2018年09月号】
2018年09月28日(金)
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左から一般財団法人日本青年館 常務理事 山本 信也 氏、日本青年館ホテル 総支配人 三田村 成之 氏

2017 年8月に3代目日本青年館ホテルが開業してから1年が経過した。全国各地の青年団の募金活動によって集められた寄付金によって、1925 年に誕生した初代ホテルの開業から93 年もの歴史を積み重ねてきた日本青年館ホテルは、創業100 周年に向けて着実にその歩みを続けている。日本青年館が取り組む公益活動を財政面で支える日本青年館ホテルは、未来に向けてどのようなビジョンを描きながらその価値を高めているのか。まるで車の両輪のようにそれぞれの役割を担うことで組織を運営する一般財団法人日本青年館常務理事の山本信也、日本青年館ホテル総支配人の三田村成之の両氏に、日本青年館ホテルにかける思いを聞いた。

 
変わりゆく神宮外苑の素晴らしい場所で、
ヒューマンでファイブスターを目指す
 
—完成した日本青年館ホテルをご覧になって、感想はいかがでしたか。
 
山本 2017 年に完成した3代目の日本青年館は、大きく変わりゆく神宮外苑地区において素晴らしい場所を占めることができたと思っています。
 
 聞くところによると、東京オリンピック・パラリンピック後に東京都が構想している神宮外苑地区の再開発案では、現在の秩父宮ラグビー場がある場所に神宮球場を、同第二球場がある場所に秩父宮ラグビー場を移設し、神宮球場がある場所には多くの方々が集える広場を造りたいとのことです。その案が実現すれば日本青年館ホテルからの眺望も引き続き確保できますし、東京都が推進するスポーツクラスターの中心的な役割を果たしていくことも期待できます。
 
 神宮外苑の銀杏並木も含めて、スポーツの中心、歴史と文化の中心として、将来にわたりこの地域がますます充実していくことになるのだと思います。それに合わせて、日本青年館ホテルはさまざまな人々をお迎えする施設として、より多くの機能やソフトを創っていかなければならないと考えています。
 
三田村 日本青年館ホテルの業績は当初の予想以上にうまくいっていまして、もともとポテンシャルがあったと考えています。開業直後は知名度の低さから厳しい面もあったのですが、今の時代は知名度がなくても一気に拡散する可能性もあり、実際にその形で認知が広がっていったと見ています。もちろんそうなるために、レベニューマネージメントやマーケティングの技術も駆使しました。

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