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2018年11月9日号  トップインタビュー  株式会社ラスイート 代表取締役社長 関 寛之 氏

開業10周年を節目に基本を徹底的に磨き上げ自由な発想でナンバーワンを追求し続ける

【週刊ホテルレストラン2018年11月09日号】
2018年11月09日(金)
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ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランドは2008年11月1日開業。70室のすべてがオーシャンビューテラス付きかつ全国トップクラスのプロたちが一堂に会するという前例にないスモールラグジュアリーホテルとして注目され、開業2年後には黒字を確保し、今もなお右肩上がりの成長を続ける。好調の背景にはチャリティー活動などを通した地元神戸への積極的な地域貢献の姿勢とともに、常識にとらわれない自由な発想そしてホテルビジネスへの情熱と真摯なまなざしがある。㈱ラスイートの歩みと展望を代表取締役社長 関寛之氏に伺った。

株式会社ラスイート 代表取締役社長
関 寛之 氏
Hiroyuki SEKI, President, LA SUITE Co., Ltd.
PROFILE 
せき・ひろゆき。1973年 静岡県生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業後、大成建設に入社。99年に独立し一級建築士事務所を開業。2005年 株式会社ラスイートを設立、代表取締役社長に就任。一級建築士、一級建築施工管理技士、ビル管理士、宅地建物取引士

追随を許さぬ独自性が
確かな評価を導く
 
─この10年を振り返った感想は。
 
 2005年に神戸市の公募によるウオーターフロント開発の事業者に決定しました。阪神・淡路大震災からちょうど10年がたった年で、街ににぎわいを取り戻したいという神戸市の思いが込められたコンペでした。多様な文化が入り混じる神戸に見合う施設づくりを前提に、人を呼べて元気にできる、しかもほかがまねできない魅力的な施設をつくろうと考えました。設計段階から神戸らしくそれでいて南欧の地中海沿いにたたずむリゾートをイメージし、70㎡程度の広さでゆったりとした滞在型のスイートで、女性にも利用しやすい、仕事以外のさまざまな機会に利用できるラグジュアリーホテルを目指しました。このコンセプトが奏功して今日の評価につながっていると思います。
 
 当社の特徴としてスタッフはすべて正社員で、施設もすべて直営という点が挙げられます。振り返ればこれも大きな力になっていると思います。オール正社員で高い意識を持つことで確かなおもてなしにもつながります。
 
 客室からサロンに直通する女性専用エレベーターを設計段階から組み入れていますが、これも直営だからこそ機能します。不採算な時間帯でも直営であれば営業でき、宿泊客にとって付加価値となればホテル全体としてはプラスですし、部門を超えたプランを立てやすいメリットもあります。
 
 開業時からとにかくプロを集め人材をそろえてきたのも奏功しています。当初はハードの評価が主でしたが、今では〇〇さんがいいというように人の評価へと変わってきています。こうなると評価が落ちにくい。お客さまが人についてくださるからです。
 
 復興チャリティーイベントを主催したり、地産地消をテーマに地元生産者と連携したりと、地元密着のCSR活動も積極的に展開しています。こうした積み重ねが評価され多くの表彰にもつながっていると思います。
 
─グループ事業について教えてください。
 
 京阪神エリア初となる厚生労働省認定の温泉利用型健康増進施設「神戸みなと温泉 蓮」を3年前に開業しました。90室の高級温泉旅館で、ヘルスおよびメディカルツーリズムのけん引役として、医療機関や大学、企業などとコラボした取り組みを活発化させています。「蓮」の隣にはコンベンション施設「ラ・スイート神戸オーシャンズガーデン」を同時に開業し、幅広い宴会需要に対応しやすくなりました。製パン製菓部門も好調で、直営ショップ「ル・パン神戸北野」の2号店を伊丹空港にテナントとして初出店し、計画の3倍以上を売り上げています。

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