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スペシャルインタビュー  日本ピーマック㈱ 代表取締役社長 若山 幹雄 氏 

客室温度の指摘に対する解決の切り札  既存の冷暖システムを生かした空調システムのリノベーションを実現

【月刊HOTERES 2018年11月号】
2018年11月09日(金)
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日本ピーマック㈱ 代表取締役社長 若山 幹雄 氏

多くのホテルで採用されている二管式の冷暖房システム。全館に一定の室温を設定できる一方、体感温度は個々のゲストで異なることから季節の端境期の冷暖切り替え時に室温に対する指摘が発生することも多い。近年ではインバウンド需要の拡大と共に室温に対する要望の差も大きくなっているという。こうした課題に対するソリューションとして注目を集めているのが、日本ピーマックが提供するホテル客室向け空調機「PAFMAC」だ。その開発の経緯と特徴を同社代表取締役社長の若山 幹雄氏に伺った。

 
クライアントのニーズに
合わせてカスタマイズ
 
──まず日本ピーマックの事業内容を教えてください。
 
 当社は1972 年4 月に設立し、今年で46 年目を迎えました。もともと高砂熱学工業の空調機販売会社からスタートし、エンジニアリングを伴う機器製造販売を進めてきました。冷暖房用ヒートポンプユニットの生産が主体ですが、装置を作るだけでなく施工も行なっており、これまでオフィス、物販店舗、ホテル、病院など約80 万台の納入実績があります。業績もここ4 年間は右肩上がりで推移しており、昨年の年商は81 億円になります。
 
 近年はホテル、列車、エレベーター内の冷暖房、スポットエアコンなど新分野への事業も拡大しております。昨年7 月には、米国・ニューヨークに現地法人を設立しました。ニューヨークには古いビルも多いのですが、当社の技術を導入すれば冷暖房を簡単に敷設できることから進出を決めました。すでに「ザ・キタノ ホテル ニューヨーク」(160 室)と「イベロスター70 パーク アベニュー」(205 室)の改修工事が完成しました。

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