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ハイアット ホテルズ アンド リゾーツ 

若手シェフ育成を目的とした料理コンペティション「THE GOOD TASTE SERIES」アジア太平洋地区決勝戦を香港で開催

2018年11月27日(火)
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(左)第2位:リリー・リュー氏  (中)審査員アンドレアス・スタルダー (右)優勝者:セポン・オ氏

 
 同大会で優勝したのは、グランド ハイアット ソウルのセポン・オ(Sebong Oh)氏。第2位に入賞したパーク ハイアット 杭州のリリー・リュー(Lily Liu)氏とともに、2019年初頭に開催される「THE GOOD TASTE SERIES」のグローバル決勝戦におけるアジア太平洋地区の代表者として出場が決定した。
 
 今回で第5回目となる同コンペティションは、北米地区で始まり、今やアジア太平洋、南北アメリカ、ヨーロッパ、中東、アフリカにあるハイアットグループのホテルのシェフたちが参加するグローバル規模のプログラムへと成長している。
 
 ハイアットは「THE GOOD TASTE SERIES」は、ハイアットグループで働くシェフの才能を育成するため、シェフ ド パルティからエグゼクティブ スーシェフまで、レベルにかかわらずあらゆるシェフがその技を披露できる機会を提供するものとしている。 
 
 アジア太平洋地区料飲オペレーション&プロダクト開発担当シニアヴァイスプレジデントのアンドレアス・スタルダー(Andreas Stalder)氏は、「ハイアットは、料飲部門におけるリーダー的存在として常に高い評価を受けて参りました。私たちの成功の秘訣は、ハイアットのシェフたちの才能を伸ばし、その能力が認められる環境を育み、知識を互いに共有し、協力し合うことのできる刺激的な場を提供することです。また、アジア太平洋地区で開催するのは今年で2年目ですが、シェフたちがますますこの機会を心待ちにし、さらに力を入れるようになっていることを、非常に嬉しく思います。今年の大会に参加した女性シェフの数は昨年の4倍近くに増えました。将来が期待されるシェフたちの創造力や情熱に触れ、また多様な調理方法を用い、彼らの育ってきた文化的背景に影響された料理に、非常に刺激を受けました。」と述べている。
 
 今年の「THE GOOD TASTE SERIES」には68のハイアットホテルから340名のシェフが出場し、アジア太平洋地区決勝戦で各地区の代表を目指して競い合った結果、中国、東南アジア、オーストラリア、韓国、日本・ミクロネシアからハイアット リージェンシー 京都の奥田 壮太郎 氏、アンダーズ シンガポールのジョゼフィン・ローク(Josephine Loke)氏、グランド ハイアット ソウルのセポン・オ(Sebong Oh)氏、グランド ハイアット 台北のジェイソン・ホー(Jason Ho)氏、パーク ハイアット 杭州のリリー・リュー(Lily Liu)氏、ハイアット リージェンシー パースのウォンテ・ぺク(Woontae Baek)氏の6名が選出された。
 
 これらの選出者にはアジア太平洋地区の決勝戦前日の夜、今回の料理に使用する食材(鹿肉、ヨーロッパアカザエビ、ポルチーニ、コールラビ)が入った謎のブラックボックスが渡されている。また、中国江西省にある有機認証を受けた農園「Ecofarm」から供給された野菜や果物も提供された。決勝戦では、数時間の制限時間内で冷たい料理と温かい料理の技を競いあった。
 
 審査員は、アジア太平洋地域の有名シェフであるマルガリータ・フォレス(Margarita Forés)氏、ヴィッキー・ラウ(Vicky Lau)氏、ブルーノ・メナール(Bruno Menard)氏、デーヴ・ピント(Dave Pynt)氏、ステファン・スティラー(Stefan Stiller)氏、そして料理評論家のドン・ケピン氏(Dong Keping)、スーザン・ジュン(Susan Jung)氏、ミッフィー・リグビー(Myffy Rigby)氏が務めた。料理の試食に際しては審査員が専門家としての意見と評価を、6名の決勝戦出場者に伝えている。 
 
 審査員の採点結果により、「蒸したアカザエビとゆずソース、フルーツのゼリー、ビーツのチュイル、ローストしたポルチーニ、ブロッコリーのピューレ」と「鹿肉のプルコギマリネ、コチュジャンを使ったポテトコロッケ、ニンジンとショウガのピューレ、韓国の煮込みコールラビ、アスパラガスのピクルス、ライムを使ったヨークシャープディング」の2皿を作り上げたセポン シェフが優勝に選ばれた。
 
  また、第2位に輝いたのはリリー シェフで、彼女が生み出した冷たい料理「アカザエビと甲殻類のゼリー、パセリのマヨネーズ、コールラビ」と温かい料理「ゆっくりと火を通した鹿ロース肉とライスのマントル、ポルチーニのラビオリ、オイスターソースを使った野菜」は審査員に感銘を与えたとしている。
 
 優勝したセポン・オ氏は、「今回の大会を通じて各国から集まった出場者とともに自らを高める機会をいただけましたことを、心より感謝申し上げます。THE GOOD TASTE SERIESを通じて、自分が達成できることは何なのかを学びました。グローバル決勝戦への出場をとても楽しみにしています。決勝戦では、アジアのスピリットをさらに取り入れた作品を生み出したいと思っています」とコメントした。
 
 また、第2位となったリリー・リュー氏は、「THE GOOD TASTE SERIESは、ハイアットが熟練のシェフを育成し、彼らの成長をサポートする素晴らしい機会だと思います。今回の大会を通して多くを学びましたし、ここで学んだことは、シェフとして腕を磨いていく上できっと役に立つと感じています」と述べている。

 
 セポン・オ(Sebong Oh)氏とリリー・リュー(Lily Liu)氏は、2019年の第1四半期にシンガポールで開催される「THE GOOD TASTE SERIES」のグローバル決勝戦で、南北アメリカ、ヨーロッパ、中東、アフリカのハイアットホテルから出場する4名のシェフと競い合うとしている。
 
* 本ニュースでは、ハイアット ホテルズ コーポレーションとその関連会社のひとつ、または複数を参照するために、「ハイアット」の名称を便宜的に使用している。
 
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