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2018年12月28日号  トップインタビュー (株)ホテル日航福岡 代表取締役社長 太田 禎郎 氏 

時代を超えて愛される 福岡屈指のホテルとして初心を忘れず前進する

【週刊ホテルレストラン2018年12月28日号】
2018年12月28日(金)
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ホテル日航福岡ではより強固な競争力と経営基盤の構築を目指し、ホテルの柱となる人財力を磨くためのプロジェクトとして「働き方・休み方改革」を積極的に推進している。主導するのは、大手建設会社勤務を経て2年前に代表取締役社長に就任した太田禎郎氏だ。父はホテル日航福岡の創業者であり、㈱博多大丸会長およびホテルの親会社九州勧業㈱社長を務めた故・太田和郎氏。先達の遺産を受け継ぎ、開業から30年という歴史の重みを胸に未来へと新風を呼び込む太田禎郎氏に、その思いと展望を伺った。

(株)ホテル日航福岡 代表取締役社長
太田 禎郎 氏
おおた・さだお。1967年東京都出身。成蹊大学卒業。鹿島建設㈱にて建設現場における経験を積んだ後2015年㈱ホテル日航福岡の親会社 九州勧業㈱の代表取締役専務として入社、16年代表取締役社長就任。同年ホテル日航福岡取締役副社長となり17年6月より現職

 
人と人のつながりが
ホテルの魅力を引き出す
 
─建設業からホテルの社長となった感想を教えてください。
 
 建設会社では現場の仕事が中心で、ものをつくりその完成品をオーナーにお渡しするまでが主でしたが、ホテルでは人との対話を通してホスピタリティーという価値をお客さまに継続的に提供します。一見異なるようでも、よく考えれば人がかかわり合い、調整し合いながら一つの方向に向かっていくという点で、似た部分が多いことに気づかされました。 ホテルは非日常空間そのものであり、暑い日にホテルに足を踏み入れた瞬間にお客さまが見せるほっとした表情やご婚礼披露宴での喜びの笑顔を目にしたりしますと、ホテル業に携われる喜びを感じます。
 
 一方で、福岡では政財界をはじめとする各界の人同士のつながりが強く、相互関係を深めるためにホテルを活用していただけていると実感しています。社長就任に当たり、福岡では地域の有力な方々といかに深く交流していけるかがビジネスのカギであることも学んでいます。
 
 異業種での経験が長く、ホテルマンとしては素人ですので、その分お客さま目線で目利きできるよさがあると思います。さまざまな場面でやりがいを感じる中、お叱りも含めてお客さまからいただくあらゆるお言葉を真摯に受け止めながら、日々勉強しつつ前進していく考えです。
 
─開業30周年を迎え意識されることは。
 
 社是として「初心不可忘(しょしんわするべからず)」、経営理念として「人を大切にし 感謝し 感謝され いつまでもその時代に愛され 誇りあるホテルであり続けること」を掲げています。
 
 この「初心」を忘れないことが大切です。初めて制服を着たときの緊張感や、初めてお客さまに褒められたときの喜び。そういった新鮮な気持ちは、時とともに薄れがちです。開業から30年を経た今こそ、お客さまからのお言葉を助言として受け止め原点を見つめ直していくことが重要です。
 
 末永く盤石な経営を続けていくには、従業員の心を一つにしていかなければならず、そのためにも企業の羅針盤を明確に示す必要があります。社長就任後はとにかくホテル中を見てまわり、スタッフや役員と直接対話の場を多く設けていますし、先ほどの社是が記されたポケットサイズのカードを各部署に配り浸透を図っています。

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