HMJメニューコンテストの参加者（前列）および審査員（後列）

　全国で 19ホテルの運営を行なうホテルマネージメントジャパン（HMJ）は9月19日、第 3回 HMJメニューコンテストをヒルトン東京お台場で開催した。そのうち、10ホテルから 30歳前後までの調理スタッフが参加し、『巨峰を使ったデザート』をテーマに競い合った。

　審査員はオリエンタルホテル広島OZAWAのコンサルディングを行ない、広島のホテルフレンチで唯一ミシュランの星を獲得している元東京・白金台「レストラン OZAWA」の小沢貴彦シェフをを審査委員長に、参加した 10ホテルの総料理長が、「見た目」「味」「創意工夫」「独自性」「バランス」をもとに採点した。最優秀賞に輝いたのはヒルトン東京お台場の内藤優美氏で、作品は「巨峰のジュレのドーム山椒風味」。作品の創意工夫や独自性、内藤氏のプレゼンが高く評価された。

　内藤氏は「私が制作するにあたって、誰のために作るのかを考えました。当ホテルの顧客は 20代の女性が多い。外国ゲストも多いため、その顧客に向けてメニューを考案しました。また、1年目のスタッフでも同じものを作れるように、特殊機材を使わず調理できるように考えました」とコメントした。

　イベントには来春ヒルトン東京お台場の調理スタッフの内定を受けている学生も招待。学生は少し年上の先輩の姿を見ることや、イベント後の懇親会でコミュニケーションを図ることで、同ホテルで働く魅力を再確認しているようであった。

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作品「ブランデー香る、巨峰のサバラン～さくさくメレンゲ
と白ワインジュレと共に～」
田崎 裕 氏／オキナワマリオットリゾート＆スパ

作品「巨峰のムースシャンパンとミント香る泡のコラボレーション」
大城 睦稀 氏／ホテル日航アリビラ

作品「巨峰と栗の旋律」
香月 桃佳 氏／オリエンタルホテル福岡博多ステーション

作品「Creme de chocolat au vigne parfume au truffe」
三田 香織 氏／オリエンタルホテル広島

作品「bendange」
古川 彩香 氏／神戸メリケンパークオリエンタルホテル

作品「巨峰と甘酒のムース 秋の彩り」
髙味 優俊 氏／ホテル日航奈良

作品「巨峰のジュレのドーム 山椒風味」
内藤 優美 氏／ヒルトン東京お台場

作品「ぶどうのモンブラン」
井上 英理果 氏／オリエンタルホテル東京ベイ

作品「巨峰ティラミス・ラザニア風～クルミのワインソース
と共に～」
池宮 清司 氏／インターナショナルガーデンホテル成田

作品「葡萄氷皮月餅」
井之上 知生 氏／ヒルトン成田
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