サイクリングロードとして知られる瀬戸内しまなみ海道の中間地点に位置する生いくちじま口島にて古民家を再生し、国内外の観光客および地域住民向けの宿泊施設・温浴施設を整備、運営するプロジェクト「(仮称)瀬戸田ホテル建設計画」(広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田字御幸町269 他)が進行中だ。
同計画は、尾道市が所有する築100年を超える古民家(豪商屋敷)「旧堀内邸」を活用、リノベーションするもので、公募に対して瀬戸内地域の観光需要の創出と地域づくりを推進しているせとうちDMO を構成する(株)瀬戸内ブランドコーポレーション(本社・広島市)と、(株)ナル・デベロップメンツ(本社・京都市)が協働してホテルを提案し、採用された。4 月には建物の開発を担う(合)瀬戸田ホールディングスに、(株)瀬戸内ブランドコーポレーションが出資を行なうことも決定した。
今後、せとうちDMO は同事業が周辺施設や地域経済への波及効果など瀬戸内の観光活性化につながることを目指し、各種プロモーションや地域周辺事業者との連携も支援していく構えだ。
瀬戸田ホテル(仮称)イメージ