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「地球の歩き方」事業譲渡

「地球の歩き方」事業譲渡 コロナで海外旅行状況が変化

2020年11月17日(火)
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B06 地球の歩き方 ニューヨーク マンハッタン&ブルックリン 2021~2022 (地球の歩き方 B 6) (日本語) 単行本
B06 地球の歩き方 ニューヨーク マンハッタン&ブルックリン 2021~2022 (地球の歩き方 B 6) (日本語) 単行本

旅行ガイド「地球の歩き方」などのシリーズを発行してきたダイヤモンド・ビッグ社が、出版事業などを来年1月1日付で学研プラスに事業譲渡するとホームページで発表した。
ダイヤモンド・ビッグ社はダイヤモンド社の子会社で、1969年の設立。海外旅行ガイドブックの出版を中心に事業を展開してきた。訪日観光客向けのウェブサイトや自治体のパンフレットなどインバウンド向けの事業も手がける。
「地球の歩き方」は79年に発行を始め、現在は122タイトル、169の国・地域のガイドブックをそろえる。今年9月には、「創刊40年で初」という国内版のガイドブックとして、「東京」を刊行し、注目を集めた。しかし、今年は新型コロナウイルス感染症の世界的流行で海外旅行関連の状況が大きく変化。同社の担当者によると、「地球の歩き方」は編集部門を含む事業全体が移るという。
1月以降は、学研プラスが子会社を作り、「地球の歩き方」シリーズの刊行を続ける予定。学研ホールディングスの広報部によると、出版事業だけでなくオンライン英会話などの教育事業との相乗効果も見込んでいるという。

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