(株)ノバレーゼ(本社・東京都中央区)は 11月 1日、全国各地の結婚式場やホテルを対象に、収益改善をサポートする婚礼コンサル事業を開始したことを発表した。
コロナ禍による披露宴組数の減少や列席人数など規模が縮小しているなか、同社は新たなビジネスモデルの確立を目指し取り行なうもの。
同取り組みは地方銀行をはじめとする各地域の金融機関や投資ファンドと連携し、同社の資材・食材の調達力や婚礼サービス・商品を生かした提案を行なう。
特徴となるのは銀行やホテル・式場にとってコンサル料金が発生しない仕組みである。同社が地方銀行などに収益改善プランを提案し、地方銀行を通じて各施設に提案が行なわれる。
契約締結後、同社は衣装や映像、写真、装花、引き出物などのサービスを販売することで収益を確保し、施設側はコンサルフィーの負担がない仕組みとなる。
年間 200組の婚礼実績のある式場の場合、1年 6400万円のコストダウンを同社は試算し、23年度に約 2億円規模の売り上げを目標に事業展開する。
同社婚礼コンサル事業仕組み