リブランドにあたりリニューアルを実施し、神戸市では初のマリオットホテルブランドの展開となる
ホテルマネージメントインターナショナル株式会社(本社・東京都中央区)はこのほど、12月1日に全186室の「神戸マリオットホテル」(兵庫県神戸市)をオープンすることを発表した。
神戸市中央区東川崎町1-3-5の神戸駅から徒歩2分立地に位置し、同社が所有直営で運営する「ホテルクラウンパレス神戸」(25年1月1日時点で全229室)をリブランドするもの。
同社は2024年4月にマリオット・インターナショナルと戦略的パートナーシップを締結しており、同ホテルを含む7ホテルがマリオットホテルとコートヤード・バイ・マリオットブランドへリブランドする計画。
今回、このうちの第一号としてのリブランドとなり、神戸市でのマリオットブランドの展開は初となる。
「異文化が響きあう街」のデザインテーマのもと、マリンブルーをキーカラーとし、日本の伝統を感じさせる格子やランタンを随所に配置。シンプルでありがらも、異国のエッセンスと和のぬくもりが調和する空間創出を目指したという。
リブランドにあたり、一部の客室を統合して1室あたりの客室面積を拡充させて全室を改装。17階にエグゼクティブラウンジ「M Club」(全52席)を新設し、各料飲施設の内装デザインも刷新。
料飲施設は17階にオールデイダイニング「GRILL TABLE with SKY BAR」(全130席)、1階にロビーラウンジ「ハーバーカフェ」(全76席)、地下1階に中国料理「マンダリンコート」(全108席)を備える。
同社は「この度のリブランドにあたり、世界基準のサービスと神戸の街に根ざしたホスピタリティを融合し、地域とともに歩むホテルづくりを推進するとともに、新たなランドマークとして、心に残る滞在体験と神戸の街の魅力を世界に発信してまいります」と述べる。


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文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp




