トリップアドバイザーは 1月 19日、5カ国で調査した「2022年の旅行動向および今後の展望」についてのレポートを発表した。
同レポートは Ipsos MORI社が 11月1〜16日の期間中、18〜75歳の年齢層で英国・米国・オーストラリア・日本・シンガポールで各 2000人を対象としたインタビューを実施し、トリップアドバイザー社のデータを組み合わせ予測したもの。
同調査によると、日本を除くほとんどの国で回答者の多くが 22年にレジャー目的で海外旅行を計画しているものの、依然として国内旅行が最も好まれる選択肢となった。日本では「22年に国内旅行をする可能性が高い」と回答した人が50%であるのに対し、「海外旅行をする可能性が高い」と回答した人は10%であった。
「22年の旅行 1回当たりの平均支出額」の項目では、日本の旅行者の支出額は19年時と比較して 30%減少しているが、回答者のうち 27%が大規模な旅行で贅沢をすることは感染拡大前に比べて重要だと回答した。
また、これからの旅行トレンドとして、日本(34%)をはじめとして各国の回答者が、旅行先を選ぶ際に「行ったことのない場所を訪れる」「新しい体験をすること」「歴史や文化を学ぶこと」が重要だと回答した。
トリップアドバイザー 行ったことのない場所、新しい体験、歴史や文化が新たな旅行トレンドに
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【月刊HOTERES 2022年02月号】
2022年02月09日(水)