Airbnbは 1月25日、21年の同社宿泊データをもとに、22年の世界での旅行トレンド予測について発表した。 同発表では以下の三つを予測として掲げた。
・人々の旅行先が何千もの町や都市に広がり、数週間、数カ月といった長期間の滞在をすることになる。
・海外に住み始める人が増え、ある人は夏の間にずっと旅行し、ある人は賃貸契約の住まいをやめてデジタルノマドになる。
・さまざまな都市や国でリモートワーカーをひきつけるため各地の良さをアピールし合い、それによって旅行する場所や住む場所に変化が起きる。
2番目の項目において、同社は 19年夏から 21年夏にかけて、家族での長期滞在の宿泊数が75%増加していたことを挙げた。
また、同社を利用する長期滞在予約者のうち、国内外を旅しながら働くというノマド的なライフスタイルを送るために滞在を使用する割合が、世界全体で 20年から 21年にかけて 9%から12%に増加していたことも含め予測した。
予測を発信した同社共同創業者兼CEOのブライアン・チェスキー氏