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2023年7月21日号 トップインタビュー ヒルトン 日本・韓国・ミクロネシア地区代表 ティモシー・ソーパー 氏

トップインタビュー ヒルトン 日本・韓国・ミクロネシア地区代表 ティモシー・ソーパー 氏

【月刊HOTERES 2023年07月号】
2023年07月19日(水)
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食材廃棄の可視化などサステナビリティーへの取り組み

----昨今では CSRやサステナビリティーへの取り組みも注目されています。ヒルトンでは「地球温暖化を止めよう」、「地球環境を守ろう」という目的で照明を消してキャンドルを使用するアースアワーやビーチクリーンなど清掃活動を通じて地域社会に貢献したり、NPO法人と協力して児童家庭福祉施設に遊具を設置するボランティア活動を行なうなどされています。

 はい、ヒルトンでは以前から企業の社会的責任への取り組みを積極的に行なっています。ヒルトンでは 100周年を迎えた 2019年にヒルトンが世界を変えたインパクトを調査し、ベストセラー作家でスタンフォード大学経営大学院教授のチップ・ヒース(Chip Heath)氏とビジネス書作家であるカーラ・スター(Karla Starr)氏が徹底的な調査とインタビューを通じて書籍「The Hilton Effect(ヒルトン効果)」を発表しました。 100年以上の年月を通じて雇用の創出やお客さまへの宿泊だけにとどまらない経験価値の提供、ホテル運営に関わるリネンやアメニティ、食材など地域経済への貢献は多大なものがあります。ヒルトンではさまざまな取り組みを行なっていますが、2018年に Travel with Purpose(トラベル・ウィズ・パーパス)という企業責任戦略を策定し、責任ある旅行と観光を再定義しました。
 
 最近の事例を挙げますと、「ウィノウ(Winnow)」社と提携し、AIによる食品廃棄物を可視化するツールを活用し、食品ロス削減への取り組みを行っています。ヒルトン東京ベイを皮切りに、現在10軒のホテルでこのツールを導入済みです。「Winnow」社のツールを使うことで、シェフは食品廃棄物の重量と種類を正確に把握し、データに基づき仕入れや調理法などを見直すことで、コスト削減にもつながります。可視化することで、食材ロスをいかに減らせるか、チームメンバーの意識改革が実現しています。それによってヒルトン東京ベイでは、食品ロスを30%以上、金額にして約 330万円の削減が可能となりました。
 
 そのほか、ヒルトンは、海洋管理協議会(MSC)および水産養殖管理協議会(ASC)の認証を受けた漁業からの調達を進めており、2021年に株式会社シーフードレガシーおよび株式会社 UMITO Partnersとサステナブル・シーフード調達を通じて持続可能性の向上を目指すための協働パートナーシップに関する覚書を締結し、昨年日本・韓国・ミクロネシア地区は、グローバル目標であるサステナブル・シーフード調達率 25%を達成した最初の地域となりました。日本で長年活動する企業として、ヒルトンは今後も社会的に良い影響を与え環境に配慮した活動を行っていきます。 
 
----今後の構想について教えてください。

 ヒルトンは日本初の外資系ホテルとして進出して以来 60周年を迎え、年末までキャンペーンやイベントなどを予定しています。お客さまはもちろん、ビジネスパートナーの皆さまやチームメンバーとこの記念すべきマイルストーンを共にお祝いしたいと思います。 また、来年以降も日本初となる「キャノピー byヒルトン」と「ウォルドーフ・アストリア」や、地方都市での更なる展開が待っており、ヒルトンは今後も着実に成長していきます。

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