小田急電鉄（本社・東京都新宿区）と小田急リゾーツ（本社・神奈川県相模原市）は、約9億円を投じて「小田急山のホテル」（神奈川県足柄下郡箱根町）の大規模改装を完了、4月21日にリニューアルオープンした。

今回のリニューアルは1月6日から全館を休館し、同ホテルらしい「クラシック＆オーセンティック」を目指して大浴場、本館客室59 室を改修。大浴場は従来の開放感を保ちつつ、ダークブラウンやグレーの色調を用いて高級感ある装いに。浴場の床は石張りに、露天風呂には半身浴コーナーを新設。サウナは男性用をスチームからドライに変更、女性用にはミストサウナを導入した。

客室は1階10室を白木の床材から落ち着きあるウォールナットへ変更し、家具や調度品も新たにコーディネート。また2～3階49室の内装は、ベージュ系を基調に植物柄やアクセントカラーを施し、ライティングデスクやチェアを新調。

さらに庭園の散策路のバリアフリー化を進め、車いすでも利用できるよう配慮。CS 向上を図った。