ハイムテキスタイル 2026 開催
会期:2026年1月13日(火)- 16日(火)
会場:フランクフルト国際見本市会場(ドイツ)
日本語公式サイト
ホテルの“眠り”を再設計する──ハイムテキスタイル 2026(ドイツ・フランクフルト)
世界のホテルで、いま最も注目されているテーマのひとつが「睡眠の質(Sleep Quality)」です。
ウェルビーイングやリカバリーといった価値観が生活者の中心に据えられ、ホテルが提供すべき体験の中核は“快眠”へと移りつつあります。
そして、その「眠りの未来」を一度に見渡せる唯一の国際見本市が、2026年1月13日〜16日にドイツ・フランクフルトで開催される「ハイムテキスタイル 2026」です。
世界が注目する「Sleep & Meet」──ホテルベッドの未来を体感できる新ゾーン
2026年は、マットレスと睡眠産業に特化した新エリア「Sleep & Meet」が誕生します。
ホール4.0の約4分の1を占めるこのゾーンには、Auping、Bettwaren Stendebach、Erich Werkmeister、Femira、Rummelなど、ヨーロッパを代表するブランドが集結します。
いずれもサステナブル素材の開発や、AIを活用した体圧分散テクノロジーなどを打ち出し、ホテル向けの新モデルを初披露します。
通気性・静音性・反発力など、数字だけではわからない“寝心地の違い”を、実際に体験できるのがこのエリアの最大の魅力です。「Sleep & Meet」では、素材メーカーや技術者とその場で意見交換ができ、仕様調整や共同開発の打診も可能です。
日本未導入のブランドを直接比較・交渉できる場は、世界でもここだけです。


トレンドを先取りする「Heimtextil Trends 26/27」
ハイムテキスタイルは単なる商談会ではありません。
毎年、開催テーマが翌年以降の世界的デザイン潮流を方向づける存在として注目されています。
2026年は、「Craft is a verb(クラフトは“動詞”である)」をテーマに、AIと人の感性、クラフトとテクノロジーが融合した新しいマテリアルデザインが発表されます。
ここでは、リサイクル繊維や植物由来フォーム、無染色の自然素材、バイオベースコーティングなど、サステナブルな寝具やファブリックが次々と登場します。
欧州ではすでにホテルリニューアルや新ブランド開発で導入が進む素材群ですが、日本市場ではまだ見ることができません。
ハイムテキスタイルで見たトレンドが、2〜3年後に日本市場へ波及する──それが業界の定説になっています。
日本では掴めない“質感と温度”の情報
オンラインでは、マットレスやファブリックの質感・温度感・反発の“手応え”を掴むことはできません。
本展では、照明環境や空間音まで含めて「五感で比較」できるように設計されています。たとえば、同じ硬さを謳うモデルでも、メーカーによって体圧の逃がし方や素材の呼吸感がまったく異なります。
それを体感しながら判断できる──それがフランクフルトへ行く意味なのです。
また、セミナーやトークセッションでは、「眠り×テクノロジー」「サステナブルデザイン」「AIによる睡眠分析」などの最新テーマが登壇者によって発信されます。
これらのプログラムを通して、世界のホテルブランドが“快眠”をどうブランド価値へ転換しているかを、最前線で学ぶことができます。
サステナブル・マテリアル革命の“現場”
欧州では、2030年の環境目標に向けてホテルやレジデンスのグリーンマテリアル移行が急速に進んでいます。
再生PET、リサイクルコットン、天然ラテックスフォームなど、従来の寝具では考えられなかった新素材が商業化され、環境認証取得済みとして提案されます。
こうした素材を実際に手に取り、ブランド担当者と直接議論できるのは、ハイムテキスタイルならではの価値です。
また、ホテルリネンやタオル、カーペットなども出展しており、客室の“眠り”を支える空間全体の素材調達を効率的に行うことができます。
14時間の価値を超える“収穫”を
東京からフランクフルトまでは確かに遠い道のりです。
しかし、ハイムテキスタイルで得られる情報量と出会いは、国内展示会の比ではありません。
わずか3泊4日の滞在で、世界のホテルブランドが何を基準にマットレスを選び、どんな素材を採用し、どんな方向へ進もうとしているかを、自分の目で確かめられます。
この展示会に足を運ぶことで、
「日本のホテルがこれから取り入れるべき“眠りのデザイン”」を、誰よりも早く手にすることができるのです。
それは単なる視察ではなく、未来の宿泊体験を形づくる投資になるはずです。
【開催概要】
ハイムテキスタイル 2026
会期:2026年1月13日(火)〜16日(金)
会場:フランクフルト国際見本市会場(ドイツ)
日本語公式サイト
お問い合わせ:メッセフランクフルト ジャパン(株)海外見本市チーム
Tel. 03-3262-8444
Email. info@overseas-fairs.com




