宿泊業6件(前年比2件増)、飲食業62件(前年比5件減)
東京商工リサーチは2025 年2月の「倒産月報」を2025 年3 月10 日に発表した。全国の企業倒産件数は764件(前年同月比7.30%増)、負債総額が1712 億7700 万円(同22.69%増)となった。
件数は、2 月としては4 年連続で前年を上回り、月次では2024年9月から6カ月連続で前年同月を上回った。また、月700件台は2024年8月以来、6カ月ぶり。
負債総額は、2024年2月から13カ月連続で1000億円超を持続。負債10億円以上50億円未満が22 件(前年同月9件)など同10 億円以上が24件(同12件)と急増し、負債を押し上げた。同1億円未満は577 件と全体の75.5%を占め、小規模倒産を中心に中堅規模の増勢が目立った。
2月の「人手不足関連」倒産は、求人難6 件(前年同月3 件)、従業員退職3 件(同6 件)、人件費高騰10件( 同3 件) で計19 件(同12 件)で、人件費高騰の増加が目立つ。「物価高」倒産は65件(前年同月60 件)で、2カ月連続で60 件台となった。
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