アパグループ(本社・東京都港区)は7月1日、北海道札幌市にて2027年3月開業予定の「アパホテル&リゾート〈札幌駅前〉(仮称)」の起工式を行った。
同計画は北海道札幌市北区北8条西4-16-1、札幌駅より徒歩約4分の立地に位置し、地上14階建て、延床面積は9460.83㎡の規模。同ホテルは新築2棟目、リゾートブランドで初めての新築ホテルである。
客室数は全500室で、客室タイプはシングル・ダブル(495室)、デラックスツイン(5室)の3タイプから構成。客室には大型液晶テレビ、枕元集中コントローラー、節水可能なオリジナルユニットバスなどを備え、フロントには業界初(同社調べ)のチェックイン専用機を採用し、非接触チェックイン・チェックアウトを可能にする。駐車場は18台分利用可能である。
同ホテル周辺は、2030年開通予定の北海道新幹線に関わる再開発が進んでいる。同社社長兼最高経営責任者の元谷 一志 氏は「北海道はまだまだ需要が眠っている地であり、訪日外国人の人数も増えているため、観光地として気候や食事に配慮し、地元の有力な企業と組んだレストランを設ける等、観光客の誘致にも努めたい」と述べる。
ーーー
文・オータパブリケイションズ 編集部