サンフロンティアホテルマネジメント株式会社(本社・東京都千代田区)は8月28日、沖縄県名護市にて進める「日和ホテル沖縄名護」の開発計画を発表した。開業予定日は2027年7月、客室数は全156室を予定し、このほど起工式を取り行った。
名護市字為又876-1の那覇空港から車で約70分、伊差川インターチェンジから車で約7分の立地に位置し、9階建てで敷地面積2171㎡、延床面積4396.5㎡の規模。
「沖縄を楽しむ心温かいホテル」をコンセプトとし、同ブランドでは舞浜店、大阪なんば駅前店、大阪住之江公園駅前店、近鉄奈良駅前店(2027年春開業予定)に続く5店舗目となる。
全156室の客室は60室のツインルーム(18.3㎡)、55室のダブルルーム(14.1~15.8㎡)、32室の和モダンルーム(22.2㎡)などで構成し、客室の約6割は3名以上での利用が可能なつくり。全室に電子レンジ、2ドア冷蔵庫、大テーブル、ソファー、ミニバーなどを完備する。
1階レストランでの朝食は「地元の食材」「からだに優しい」「選ぶ楽しさ」をテーマに、沖縄料理をはじめ和洋の多彩なメニューをブッフェスタイルで提供。このほか、1階にサウナと水風呂が備わった男性用大浴場、2階にシルキーバスが組み込まれた女性用大浴場、敷地内外を合わせて110台の駐車場を予定する。
担当者は「本ホテルの開業を通じて名護市を滞在型観光の拠点として確立し、やんばるの自然や文化の魅力を国内外に発信するとともに、地域の魅力を掘り起こし、地域経済の持続的な発展に貢献してまいります」と述べる。
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文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp