屋久島
屋久島は鹿児島県の大隈半島の南西約60kmの海上に位置する。面積は50㎢で周囲は約130kmある。円形に近い五角形をしており、兵庫県の淡路島よりやや小さい。豊かで、美しい自然が残されており、島の90%が森林である。島の中央部には、宮之浦岳(1936 m)がそびえており、それと並んで、永田岳及び栗生岳が屋久島三岳とされ信仰の対象とされてきた。この三つの山を中心に「屋久杉」と呼ばれる古くからの杉の木が群生している。山頂には「一品宝珠大権現」がまつられており、古来より信仰のシンボルとして大切にされてきた。そして、1993年には世界遺産に登録され、姫路城、法隆寺、白神山地とともに日本では最初の世界遺産として登録された。また、気候の面では、1カ月のうち35日は「雨」と表現されるほどに大量の雨をもたらすため、年間平均4651㎜で、全国でダントツの1位である。観光客は最近やや少ないが年間30万人前後が訪れている。
面積全国10 位
鹿児島の面積は9186.2㎢で全国10 位と、山形県より小さく、広島県より大きい。人口は157.6 万人で全国24 位。沖縄県より大きく、熊本県より小さい。年齢構成をみると、14 歳以下の幼年人口は12.8%、15~ 64歳の生産年齢人口は53.9%、65 歳以上の老年人口は33.3%で、全国と比較すると、老年人口比率が高くなっている。県民分配所得は3.8 兆円で全国46 位。一人当たり所得は240.8万円であり、全国で愛媛県に次いで44 位となっている。産業別構成比をみると、第1 次産業は4.7%、第2 次産業は21.6%、第3 次産業は73.7%で、全国平均と比べると第1次産業比率が高い。工業出荷額は2.4兆円で全国36位、人口当たりは151.7 万円で全国40 位となっている。
ホテル・旅館の伸び率は軒数・客室数とも低調
飲食店数は14 年で8105店。内訳をみると、食堂・レストランが904 店で11.2%、専門料理店が1919店で23.7%を占める。その中で多いのは中華料理店の659店で8.1%を占める。次いで日本料理店が519店の6.4%と続いている。そのほか、すし店が303店(3.7%)、そば・うどん店が259店(3.2%)となっている。また遊興飲食店のバー・キャバレー・ナイトクラブは1789店(22.1%)、酒場・ビアホールは2013店(24.8%)と多く、両者で46.9%を占める。以上のほか喫茶店は586店(7.2%)、ハンバーガーなどその他の飲食店は310店(3.8%)である。09 年調査から飲食店が分離された「持ち帰り・配達・飲食サービス業」は910 店である。ホテル・旅館の施設数は23 年で842 軒、客室数は2 万7867 室で、2013年からの伸び率をみると、施設数は全国の▲ 4.0%に対して当県は▲ 24.5%、客室数は全国の13.7%に対して当県は0.4%の伸びで、ともに平均を下回っている。
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