ログイン
検索
  • TOP  > 
  • 記事一覧  > 
  • 2025年12月号 日本フードサービス協会 2025年9月の外食産業市場動向
2025年12月号 日本フードサービス協会 2025年9月の外食産業市場動向

日本フードサービス協会 2025年9月の外食産業市場動向 外食全体の売り上げ前年比104.8%

【月刊HOTERES 2025年12月号】
2025年12月12日(金)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

夏休み明けの節約志向で客足鈍るも、 FF業態の堅調と客単価上昇が売り上げを押し上げる

9月は例年、夏休み明けに外食需要は一旦落ち着くが、今年は特に残暑と物価高騰が続き、外食控えと節約志向が高まり、前半を中心に客足が鈍った。一方、堅調なFF 業態やFR の低価格業態が外食全体の売上を押し上げ、売上は104.8%となった。

ファーストフード業態(FF)は、全体売上106.1%。「洋風」は、定番の季節限定メニューや新商品などが好調で売上106.6%。「和風」は、一部で主力商品の値下げなどもあり客足が回復、期間限定メニューも好調で売上110.1%。「麺類」は、残暑の中あえて投入した冷たい期間限定メニューなどが好評で売上108.5%。「持ち帰り米飯/回転寿司」は、回転寿司が月後半の連休に盛り返したものの、全般的に客数失速、売上97.7%。「その他」は、「アイスクリーム」が毎月変わる人気キャラクターとのコラボ商品が好調で売上は103.3%。

ファミリーレストラン業態(FR)は夏休みが明けて外食需要の一服感が強く、土日が少ない曜日まわりと相まって、すべての業種で客数が前年を下回り、全体客数は98.8%であったが、引き続く客単価上昇で全体売上102.5 %。「洋風」は客数が減少するも引き続き好調の低価格業態が客数を下支えし、全体の客単価上昇で売上103.8%。「和風」も客単価の低い業態が比較的堅調で売上104.5%。「中華」も客数は落ちたが客単価の上昇で売上104.9%。「焼き肉」は、夏休み明けで若年層の集客が一服、曜日まわりも大きく影響し客足が鈍り、売上92.7%。

飲酒業態は、リーズナブルな価格で比較的集客できた店もあったが、月前半を中心に客数が伸び悩み、上旬の台風によるキャンセルなどもあり売上は100.9%。
ディナーレストラン業態は連休の家族需要などで好調なところもあり、売上103.9%となった。
喫茶業態は客数減少したが、物価上昇による客単価上昇の結果、売上107.9%。

----
※各種図表など詳細なデータにつきましては本誌ご購入をお願い申し上げます。
 
2025年12月号ご注文フォームはこちら
----

月刊HOTERES[ホテレス]最新号
2025年12月15日号
2025年12月15日号
本体6,600円(税込)
【特集】本誌独自調査 全国ホテルオープン情報
【TOP RUNNER】
東京ステーションホテル(日本ホテル(株))常務取締役 総支配…

■業界人必読ニュース

■アクセスランキング

  • 昨日
  • 1週間
  • 1ヶ月
CLOSE