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第5 回 (株)CA Holdings 相馬順子氏 カマラヤリゾート(タイ・コサムイ) ジョン・スチュアート 氏 

Hospitality with Wellness 第5 回  僧侶の経験と、西洋と東洋の組み合わせから生まれた ナンバーワン ウエルネスリゾート「カマラヤ」を訪ねて

【月刊HOTERES 2019年05月号】
2019年05月31日(金)
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多くのリーダーがストレスを
取り除くために求めるものは



相馬 カマラヤは欧米のメディアでも行きたいウエルネス・リゾートのトップによく紹介されていますね。本当に予約が取れなくて大変でしたが、到着した時の印象は、ゴージャスな施設をイメージしてたので拍子抜けしたというか、
 
ジョン (笑)。ここは本当に天然の素材を使って造り上げたリゾートなんですよ。きらびやかなリゾートではないのですが、ひとつひとつはよく磨かれ、天然の素材でしか醸し出せない雰囲気を作っているのです。このリゾートにいらっしゃるお客さまの65%は一人でいらっしゃいます。

多くは企業のCEO であったり、大使であったり、弁護士であったり、重責を担い日々情報とストレスの波と戦っているような方たちですね。彼らが持つ、ロンドンやアムステルダムの家は豪華なものでしょうが、彼らが週末に過ごすマウンテンハウスは実は、居心地がよい質素な山小屋であったりします。

こういうのが彼らにとっては居心地がよいものなのです。カマラヤは彼らにとって最も居心地が良い空間を提供したかったので、きらびやかにするのではなく、天然の素材できちんと清潔に、そして自然と調和するような建物を建てたのです。
 
相馬 いらしている方は、確かにヨガのクラスに行っても、ウエルネスセンターに行っても、結構一人でいらしている方が多いですね。
先ほど、食事の時に話しかけてくれた、アメリカン・ボーン・チャイニーズの女性は、ハーバード大学を卒業して、しばらく香港で会社に勤めていたけれど、フィンテックの会社を起業したと話してくれました。
 
ジョン 彼女は、自分の誕生日のご褒美旅行としてこの旅を企画したと言っていましたね。
ここの半数以上のお客さまは、ここでの時間を自分のために使う目的でいらしています。デトックスやメンタルヘルスなどのコースに入ったり、毎日ある様々なプログラムにはいったり、スパトリートメント三昧を楽しんだり。この自然の中にいるだけで、森林浴の効果が十分享受できますし、食事はすべてシェフが自然の素材だけを使ったヘルシーなものばかり。

本当は一週間以上来ていただきたいと思って作ったプログラムが多いのです。
日本の方はどうしても3 ~ 4 日くらいの日程でいらしているようですが、本当はもう少し長く滞在してほしいと思っています。
 
相馬  お見掛けするのは、ヨーロッパやオーストラリアからいらした旅行者、そして香港やシンガポール、中国に赴任してきている欧米のエクスパット(駐在員)が多いですね。たまにアジア系の方たちにも会いますが、まだ日本の旅行者は少数派なのでしょうか?
 
ジョン ヒマラヤで僧侶をしていた私は、16 年間、インドにこもり、石をひとつづつ積み上げて寺院や村を尊師とつくりました。洞穴での修行も経験しました。1 年間洞穴で生活をするのです。
 
そのような修行をしているうちに、プリンストン大学人類学を学び、ヨーサン大学を休学しヒマラヤにTCM(中国漢方)を学びにきていた今の妻のカリナと出会います。その後、アメリカに戻り、医師になって戻ってきたのですが、西洋医学の基礎と東洋の医学や精神的なものを組み合わせた施設が、これからのリーダーたちには必要なのではないか、と話し合ったのです。
 
この世の中はいろいろと問題を抱えているのですが、特にリーダーたちがストレスをためすぎて、判断力を失うという事態は、非常にクリティカルです。私は、カリナと恋に落ち、その後結婚をするのですが、カマラヤはカリナとそのような気持ちで創りました。
 
最初の4 年は、医者と僧侶のコンビでビジネスをするわけですから、なかなかうまくいかなったです。
でも、その後、評判が広がり、いまでは約350 名の従業員を抱え、そのうち100 名はウエルネスセンターの医師や看護師、そしてセラピストというカマラヤウエルネスリゾートを成功に導くことができたのです。
コテージと部屋を合わせて76 室、一人でいらっしゃる方も多いのですが、11 月から5 月初旬までは、予約でいっぱいです。
 
このリゾートを始めるための資金は、実はヒマラヤ時代の培った文化や美術のノウハウやコネクションが助けてくれたところがあります。
メトロポリタン美術館に希少な仏像やモニュメントを仲介しました。その資金をもって、このカマラヤリゾートを立ち上げたのですが、従業員にも手厚く支払いをし、お客さまにも楽しんでいただけるような無料のプログラムも多く揃えました。
そうすると大抵ビジネスとしてやっていけているの? と思われがちなのですが、非常にビジネスとしてもうまくいっているのです。
 

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