農林水産省は、インバウンド需要を農山漁村に呼び込むことを目的として創設した「SAVOR JAPAN(農泊食文化海外発信地域)」に、令和2 年度は4 地域を認定した。SAVOR JAPAN は平成28 年度に農林水産省が創設した制度で、農泊を推進している地域の中から、特に食と食文化によりインバウンド誘致を図る地域の取り組みを農林水産大臣が認定し、その地域の食の魅力を「SAVORJAPAN」ブランドで海外に対して一体的かつ強力にPRすることでインバウンド需要を農山漁村に呼び込もうとするもの。
令和2 年度は昨年6 月から7 月にかけて募集し、大田原市(栃木県)の大田原グリーン・ツーリズム推進協議会、大井川地域(静岡県)の大井川農泊推進協議会、大紀町(三重県)の(一社)大紀町地域活性化協議会、国東半島地域(大分県)の(一社)豊の国千年ロマン観光圏の4 地域を選出。昨年12月11 日に農林水産省で認定証の授与式も行なわれた。