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レポート 古民家再生、城下町全体をホテルとして機能 

今秋10 月3 日、兵庫県篠山市に篠山城下町ホテル「NIPPONIA」をオープン

【月刊HOTERES 2015年12月号】
2015年12月04日(金)
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一般社団法人ノオト 理事 藤原岳史氏

築60 年以上、伝統工法で建てられた古民家の軒数は全国150 万戸を超えるという。地域の風土や文化、歴史を感じさせる古民家に新たな風を送り込み目覚めさせようという動きが動き始めている。そんな中、今秋10 月3 日、兵庫県篠山市にて「NIPPONIA」ブランドを掲げ4 つの古民家が宿泊施設として再生した。

 
 一般社団法人ノオト(本社:兵庫県篠山市)は今秋10 月3 日、兵庫県篠山市に篠山城下町ホテル「NIPPONIA」をオープン、“400 年の歴史にとけ込むように泊まる” をキャッチに4 棟の古民家が宿泊施設として新たな時を刻み始めた。
 
「NIPPONIA」は全国各地に点在している古民家を客室や飲食店、店舗としてリノベーションを行ない、その土地の文化や歴史を実感できる複合宿泊施設として再生していく取り組みだ。日本人が失おうとしている日本の暮らしを体験し、日本人としてのアイデンティティに触れるとともに、訪日外国人にも日本人そのものをより深く知ってもらうことで、リピートにつながる地域活性化を目的としている。
 
 今回は近畿地方でも人気の高い篠山城跡に点在する古民家4 棟をリノベーションし、篠山城下町全体をホテルとして機能させていく新しいスタイルの宿泊施設とした。運営はウエディングや国内外の地域活性化に取り組むバリューマネジメント(本社:大阪北区、他力野淳社長)が行なう。
 
 

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