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vol.2 NEW YORK EYES 海外の拠点 ニューヨーク情報 

Vol. 2 ニューヨーカー QUIRKY Wedding in セントラルパーク

【月刊HOTERES 2016年01月号】
2016年01月29日(金)
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このシリーズでは、トラディショナルからトレンドまで、幅広い情報をお届けします。ホテル・レストランでのサービスやマナー、ウエディング・イベントパーティの創つくり方、ライフスタイルにおけるニューヨーカーの感性などさまざまな視点からの最新情報です。日本人の感性と世界をリードするニューヨーカーの感性をうまく融合することで、「ZEN OMOTENASHI」は世界中から賞賛を得ることでしょう。

セントラルパークはニューヨーカーの憩いの場
 
 セントラルパークはマンハッタンの中心にある公園です。その東と西はアッパー層が住む居住区間として認識されています。住んでいるところは、アッパーウエスト? アッパーイースト? なんて、良く聞かれますが、どこに住んでいるかでも、ステイタスや安全性が確保されるという利点もあります。
 はっきりしすぎているところもニューヨークの特徴です。
 
 そんな住人が、毎朝、セントラルパークにペットとお散歩に来ています。ここ最近の条例で、朝早い時間だけは、ペットを放し飼いにしても可となりました。リードを外して、ワンチャンたちは、楽しそうに走っている光景を見ることができます。
 
QUIRKY って?
 
 思い出の場所で挙式をしたい。特別な思い入れのあるところで挙式をしたい。出逢ったところで挙式をしたい。そんな特別な・というシチュエーションを「Quirky」と言います。
 
 そんなステキな夢が叶うのがニューヨークです。実は、日本で大好きな美術館で挙式したいというカップルがいるということでプラナーから相談を受け、一緒に交渉し美術館は承諾したものの、自治体が絡んでいて事務的な諸問題(過去にないこともあり)でクリアできませんでした。あの世界的なニューヨークのメトロポリタン美術館でさえも、事前申請すれば許可が出るのに…と、日本の現実にカルチャーショックを受けたことがあります。パーテイは騒音などのマナー的なこともありますが、結婚を誓い合う挙式の場所に希望があるならば、かなえてあげたいですよね。
 
GAY WEDDING ~ Congratulation
 
 例えば、紹介するこのゲイカップルは、セントラルパークまで友人たちとリムジンでやってきます。ジョン・レノンの大ファン。彼らが挙式をしている場所は、観光客もニューヨーカーも散歩をしているマンハッタンの中心にある広いセントラルパークです。ダコタハウスに近い入口からそこまでの通路をストロベリーフィールドと呼びますが、そこをしばらく歩くと、大きな円の平たいストーンがあります。ジョン・レノンの記念碑IMAGINE(イマジン)のまさに上です。
 
 この日は、お天気のよい日でした。わたくしのアトリエからのお散歩コースですから、頻ひんぱん繁にこのような情景に出逢いますが、Quirky(特別な思い入れのある)として好まれる場所なのでしょう。
 
 胸におそろいのブートニアを付けたカップルと、色ちがいのブートニアを付けた数人のGroom's men、ピンクのシャツを着た人がWitness です。ゲイカップルの場合、BRIDEMAID ではなく、GROOMSMEN だけが一般的なのですが、女性の友人もいますので、BRIDEMAID がいるときもありますまた友人とは限らず、兄弟などでも構いません。
 
 式が始まりお互いの手を取り合って誓いの言葉を述べるふたりに、たまたま居合わせた人々も祝福ムードとなり、Witness の役割を共有しているかのようです。そんなに長い時間ではないのですが、セレモニーと、セントラルパークの自然と人々の祝福が融合した、とても心地よい時間に感じました。その後、再びリムジンに乗り予約しているレストランに向かいました。

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