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トップインタビュー  ザ・シャーウッド台北 総支配人 アキム・フォン・ヘイク 氏

コアバリューを維持しながら、 次の50年、100年に向けて進んでいく

【月刊HOTERES 2016年06月号】
2016年06月03日(金)
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「東西文化の融合」を表す「西華(シャーウッド)」をホテル名に冠し、1990 年に開業したザ・シャーウッド台北は、帝国ホテルとの交流などさまざまな努力を積み重ねることで質の高いサービスを提供し、台北において高い評価を確立している。本インタビューでは同ホテル総支配人のアキム・フォン・ヘイク氏に、同ホテルのコンセプトや運営に寄せる思い、ビジョンについて聞いた。


ザ・シャーウッド台北 総支配人 アキム・フォン・ヘイク 氏

Home away from homeを提供するホテルを目指す
 
まずはザ・シャーウッド台北のコンセプトについて教えてください。
 
 シャーウッドを表す「西華」は、「東西文化の融合」という意味があります。それを踏まえ、ザ・シャーウッド台北は西の文化であるヨーロピアンスタイルでありながら東方文明の優雅さを兼ね備えており、細部にまで行き届いたサービスで「Home away from home(まるで自宅に戻ったような快適さ・心地よさ)」を提供するホテルを目指し、1990 年に民生敦化金融エリアに開業をしました。
 
 ザ・シャーウッド台北のロゴには私たちのコンセプトが表されています。広がる樹の周囲が輪で囲まれていますが、これは台北の喧噪の中にあって安全と静けさが保たれていることを表しています。また同時に、優雅な雰囲気の中で洗練された国際的なサービスを提供するということも示しています。
 
ホテルの施設についても教えてください。
 
 世界的な著名なデザイナーによってデザインされた343 室の客室には、大きなサイズのベッドのほか、仕事用のデスクや充実した通信環境等忙しいビジネスマンの仕事効率を最大限に高める設備を備えています。
 
 また、レストランも充実しており、イタリアや香港等のレストランやホテルと交流を行ないながら常に技術を高めているチームを擁するイタリアンレストラン「TOSCANA」、一般的なブッフェレストランとは一線を画す、お好みのグルメをお好きなだけ、ご注文を受けてからお作りするスタイルのブッフェレストラン「B- one」、地元の旬の食材はもちろん、魚は日本より新鮮な魚を調達するなど、本格的な日本料理を提供する日本料理「小馬」、米国のブッシュ元大統領や英国サッチャー元首相にも絶賛をされた宮廷スタイルと現代スタイルを融合させた料理を提供する中華レストラン「怡園」、さらには台北では唯一となる、優雅な英国式テイストの「ヘンリーズ・バー」など、さまざまなシーンに対応できる複数のレストラン・バーを備えています。
 
 特にレストランではクオリティ向上のために世界各地のさまざまな料理界からミシュランシェフを招へいしています。たとえば日本料理「小馬」ではミシュランで9 年連続三つ星を獲得している日本料理「かんだ」の神田裕行氏をたびたびお招きし、料理の指導なども行なっていただいています。
 
 さらに、「西華(シャーウッド)ボールルーム」をはじめとしたヨーロピアンテイストのクラシカルな3 種のボールルームのほか、エグゼクティブラウンジ、ジムと室内温水プールを兼ね備えたフィットネスセンター、ホテル最上階に位置し、各種プロフェッショナルなトリートメントを提供する「西華(シャーウッド)SPA」も備えています。
 

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