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第16 回 健康がKeyword レジャー・宿泊業界の新たな地平  第16 回 

“予防医療”や“ウエルネス”が観光・ホテルビジネスの新キーワードに!

【週刊ホテルレストラン2016年09月30日号】
2016年09月30日(金)
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㈱ヤクルト本社 取締役 専務執行役員、中央研究所 長 石川文保氏

近年、さまざまな分野のビジネスにおいて“ 予防医療” や“ ウエルネス”がキーワードとして浮上してきている。観光ビジネス、とりわけホテル業においてもこの潮流は顕著になってきており、メディカルツーリズムや健康を意識したスパプログラムの提案などが目を引く。今後、ますます加速する超高齢社会において、基幹産業の一つとしても期待される予防医療、ウエルネスについてヤクルト本社の石川文保中央研究所長に話を伺った。

プロバイオティクスの
考え方で健康を目指す
 
ヤクルトをはじめ大変なじみのある商品を提供されている企業との印象がありますが、研究開発の基本となる考え方を教えてください。
 
 ヤクルトの創始者である代田 稔博士は、予防医学と健腸長寿(腸を丈夫にすることが健康で長生きにつながる)を提唱していました。その理念を受け継ぎ、研究開発においては「プロバイオティクス研究のトップランナー」を自負しています。プロバイオティクスとは1989 年に英国のフラー博士が提唱した「腸内フローラのバランス改善により人に有益な作用をもたらす生きた微生物」を指し、体に悪影響をおよぼす微生物を攻撃するアンチバイオティクス(抗生物質)と相対するものです。
 
 ここで言う腸内フローラとは、人間の腸内におよそ1000 種類、100 兆個以上も住んでいる腸内細菌のことで、その様子を顕微鏡でのぞくとまるでフローラ(花畑)のように見えたことからこのように呼ばれています。ヤクルトでは当社独自の「乳酸菌 シロタ株」や「ビフィズス菌 BY 株」などによって、腸内フローラを改善し、健康状態を維持することを目指しています。「乳酸菌シロタ株」をとり続けると風邪を引きにくい、引いても熱の出る期間が短くなるなどのエビデンスもとれています。
 
 また、「乳酸菌 シロタ株」と大豆イソフラボンの両方をとっている人は乳がんの発症率が低いという疫学結果が出ています。
 
体質改善を促していくという発想ですね。日本では近年、予防医学が注目されていますが、御社は以前からこのテーマに取り組んでこられました。
 
 西洋医学では、薬を病気の原因に直接作用させることを目的としていますが、東洋医学は体質改善に主眼が置かれています。日本やアジアでは古くから民間療法としても根付いているので、

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