今回は連載「KAORUKO の世界に乾杯」特別対談としてロイヤルパークホテル常務取締役総支配人　笹井高志氏にご協力いただいた。KAORUKO 氏がフラワーデザイナーとして駆け出した25 年前より交流があり、横浜、仙台そして東京・日本橋着任に当たりKAORUKO 氏と改めて契約を交わした。双方が持つ世界観がホテルの玄関であるロビー、そして今後はホテルの花であるウエディングへと広げていく。
 

ロイヤルパークホテル
常務取締役 総支配人
笹井高志氏
プロフィール
昭和36 年1 月18 日生まれ。平成4 年8 月㈱横浜ロイヤル パークホテル入社。平成17 年4 月同社営業部長。平成19 年4月同社宴会部長。平成20 年8月㈱東北ロイヤル パークホテル常務取締役総支配人。平成23 年4 月㈱横浜ロイヤル パークホテル取締役営業部長。平成25 年4 月同社取締役宿泊部長。平成28 年4 月1 日㈱ロイヤルパークホテル常務取締役総支配人就任、現在に至る。

KAORUKO プロフィール
ブライダルフラワーの第一人者として時代をリード。2 万組のオリジナルウエディングの実績をもとに、花のみならずプロデュースとしてのホテル式場のコンサルやプランナー教育も手掛ける。「ゆれるブーケ」は美意識の高い女性に圧倒的な支持、多くの女優の花を手掛ける。東レＰＰＯテニスにおいては皇族ご臨席の際の花をアレンジした。東京・銀座5 丁目とバリ島の「ザ・リッツ・カールトン・バリ」にKAORUKO フローリストをかまえるほか、「徹子の部屋」出演などテレビや女性誌でも特集されている。
 

▶ロビーのお花のアレンジをKAORUKOさんにお願いしたようですが、始めにその経緯を教えてください。
 
笹井　私は今春4 月1 日に横浜ロイヤルパーホテルから日本橋のロイヤルパークホテルに着任いたしました。同時に社長も新社長となり新体制でスタートする中で、ホテルの顔であるロビーをもっと明るくしたいと思ったことに始まります。ホテルは華やかな舞台であり、それにふさわしい雰囲気を作り出し、多くの方を受け入れられるムードを作り出していかなければなりません。
 
　KAORUKOさんとは20 年前、横浜の青年会議所のメンバーとして出会い、それから横浜ロイヤルパークホテル、仙台ロイヤルパークホテルでロビーやウエディングのフラワーアレンジメントなどで一緒にお仕事をしましたので、その実力は十分に分かっていました。いろいろと思案をしているとき、KAORUKOさんがバリ島でH.I.S. が運営しているホテルのロビーで手掛けていらっしゃるフラワーアレンジメントの写真を見て、KAORUKOさんにお願いしてみようとお話をお持ちかけたところ、快く引き受けていただいたのです。